株式会社マキタ(6586)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
ボッシュ・グループデウォールミツトヨ日立工機
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は微増(+1.6%)だが、営業利益は前年比61.7%増(662億→1070億)と大幅に改善。利益率向上(8.9%→14.2%)により、収益の質が劇的に高まっている。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
利益率の劇的改善と健全なキャッシュフロー創出により、経営陣の戦略実行力と財務管理能力は極めて高い水準にあると評価できる。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:高
バッテリ充放電とモータ技術の独自性、プロ向け高品質ブランド、グローバルな販売・サービス網が複合的に機能し、スイッチングコストが高い。
✦ 主要な強み
- 営業利益率の急伸(8.9%→14.2%)と高い収益性(純利益率10.5%)
- 自己資本比率83.7%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が164%と、利益の質が極めて高い(キャッシュコンバージョン効率良好)
⚠ 主要な懸念
- 売上成長率が+1.6%と鈍化しており、成長の加速度が低下している
- 営業CFが直近期に前年比で約45%減少(2371億→1299億)しており、キャッシュ創出の安定性に留意が必要
▼ 構造的リスク
- 高機能バッテリーや半導体など、特定原材料の需給逼迫による調達コスト増リスク
- 気候変動に伴う風水害の激甚化が、グローバルな生産・物流網に物理的ダメージを与えるリスク
- カーボンプライシングや省エネ規制の強化による、製造コストの構造的上昇圧力
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化または価格転嫁の成功により、高収益体制の維持が可能となる
- 気候変動リスクへの適応投資(強靭なサプライチェーン構築)が成功し、事業中断リスクが低減される
- 新市場・新製品開発が軌道に乗り、売上成長率が前年比2%台以上へ回復する
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として外部環境を列挙しているが、同時に「多極的な生産・調達体制の構築」など具体的な内部対策を明言しており、責任転嫁傾向は低い。
言行一致チェック
収益性改善と高品質・コスト競争力の維持
一致営業利益率が8.9%から14.2%へ急伸し、純利益も437億から793億へ大幅増。CF品質も164%と極めて高い。
グローバルな生産体制と販売・サービスネットワークの強化
一致自己資本比率83.7%と極めて健全な財務基盤を維持しつつ、営業CFが1299億円と安定的に創出されている。