テイ・エス テック株式会社(7313)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR7.4%で成長中だが、営業利益率は7.7%から3.6%へ急落。成長の質は低下しており、収益性の悪化が懸念される。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の低下(7.7%→3.6%)・純利益の大幅変動(207億円→86億円)
経営品質
★★★★★
売上は伸ばしているが、利益率の悪化を外部要因の羅列で説明しており、内部改善への誠実な姿勢と実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
ホンダとの強固な信頼関係とシート技術は優位性だが、EV化による利益構造変化や新興メーカー台頭により、競合優位性の持続性は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率70.8%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が333%と極めて高いキャッシュフローの質
- ホンダとの強固な取引関係による安定した受注基盤
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率の急激な低下(4年間で4.1ポイント減)
- 純利益の不安定さ(過去4期で最大207億円、最小53億円の幅)
- 投資CFの拡大(-359億円)に対し、利益回収が追いついていない
▼ 構造的リスク
- EV化に伴う部品点数減少や高機能化による単価・利益率の構造的下圧
- 主要顧客(ホンダ)の中国市場不振による受注台数の直接的な減少リスク
- 新興EVメーカーの台頭による既存サプライヤーとしての地位の相対的低下
↗ 改善条件
- 原材料価格の高騰が落ち着き、価格転嫁が完了して利益率が3%台後半へ回復すること
- EV/自動運転向け新製品の量産化が加速し、投資CFの回収と利益率改善が同時進行すること
- 中国市場での日系メーカー販売不振が解消し、生産台数が回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「中国市場の不振」「原材料高」「為替」を列挙するのみで、内部の原価管理や価格転嫁の具体策への言及が薄い。
言行一致チェック
資本効率の向上と収益性改善
乖離営業利益率が過去4期で7.7%から3.6%へ低下し、純利益も過去最高から約6割減
次世代技術開発による成長戦略
乖離売上は成長(+4.3%)したが、利益率は悪化しており、開発投資が即座に収益に繋がっていない