NOK株式会社(7240)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR6.5%で着実に成長中だが、直近は+2.2%と鈍化。新エネルギー車など成長分野への展開が今後の鍵。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
投資実行は積極的だが、収益性改善において外部環境への依存度が高く、内部課題への具体的な対策が数値に反映されきれていない。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
基礎研究に基づく製品開発と大量安定生産体制が強みだが、中国系メーカーの進出により価格競争に晒される構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率69.4%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が302%と極めて高いキャッシュフロー品質
- 4年間の売上CAGRが6.5%と中長期的な成長軌道を描いている
⚠ 主要な懸念
- 直近の売上成長率が+2.2%と前年比で大幅に鈍化
- 原材料高騰等の影響で純利益が前年比4.1%減少
- 営業利益率4.9%は業界平均と比較して低水準で収益力に課題
▼ 構造的リスク
- 中国系自動車メーカーの急成長による価格競争の激化
- 脱炭素化政策の加速に伴う原材料価格変動リスクの増大
- グローバルサプライチェーンの分断リスクによる供給不安定化
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を製品価格転嫁で吸収し、営業利益率を5%台後半へ回復させること
- EVや半導体関連など高付加価値分野での売上構成比を大幅に引き上げること
- 地政学リスクを回避するサプライチェーンの多角化と在庫最適化を完了させること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として米国の外交政策、地政学リスク、物価高など外部要因を列挙するのみで、内部の価格転嫁やコスト構造改革への言及が薄い。
言行一致チェック
成長分野への展開強化・経営資源の最適運用
一致投資CFが直近-432億と過去最大規模で拡大しており、成長投資を実行している。
収益性改善・高品質での収益確保
乖離営業利益率が3.1%から4.9%へ改善したが、純利益は316億から303億へ微減しており、コスト増の影響を完全には吸収できていない。