株式会社QDレーザ(6613)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで9.9%成長し直近も4.9%増と堅調だが、営業利益率は-34.1%と赤字幅が縮小するも依然として黒字化の兆しが見えず、成長の質は不安定。
財務健全性
★★★★★
営業利益率-34.1%の継続的な赤字・営業CFが5期連続でマイナス(直近-5億円)・純利益が5期連続で赤字(直近-4億円)
経営品質
★★★★★
技術開発への意欲は示唆されるが、財務数値との乖離が著しく、中期計画の達成に向けた具体的な実行力やコスト管理の誠実さに疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
量子ドットレーザ量産技術やシリコンフォトニクス展開など独自技術を持つが、半導体レーザ市場は競争激化しており、技術的優位性の維持には継続的なR&D投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率94.8%と極めて高い財務健全性
- 4年間の売上CAGR 9.9%による着実な市場拡大
- 量子ドットレーザ量産技術など独自技術ポートフォリオの保有
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率-34.1%の悪化傾向(直近)と5期連続赤字
- 営業CFが5期連続でマイナス(直近-5億円)の資金繰り悪化
- 平均年収866万円(直近)の推移データ欠如による人材定着性の不明確さ
▼ 構造的リスク
- 半導体レーザ市場における激しい価格競争による収益性圧迫
- 高額なR&D投資と量産化までの長いタイムラグによるキャッシュフローの不安定化
- 特定技術(量子ドット等)への依存度が高く、競合の技術革新による陳腐化リスク
↗ 改善条件
- 粗利率の大幅な改善(目標45%)と固定費の適正化により営業黒字化が実現すること
- 視覚情報デバイス事業の売上規模拡大と黒字化が全社利益に貢献すること
- 量子ドット技術の次世代自動車や医療分野での具体的な受注拡大と量産体制の確立
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「為替」「輸出規制」「競合他社の技術革新」を列挙しているが、内部の収益構造改善策や具体的なコスト削減計画への言及が少なく、外部環境への依存度が高い印象。
言行一致チェック
レーザデバイス事業で売上高20~25%成長、粗利率45%向上を達成
乖離直近5期で売上は9億円から13億円へ緩やかに増加(CAGR 9.9%)だが、粗利率向上や黒字化は未達。営業利益率は-48.4%から-34.1%へ改善傾向にあるが、目標の粗利率45%達成の根拠は数値に示されていない。
視覚情報デバイス事業の黒字化を達成
乖離全社で純利益-4億円、営業利益-4億円の赤字継続。セグメントごとの黒字化は報告されておらず、全社黒字化も未達。