山洋電気株式会社(6516)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は -13.3% と大幅減益。4 年 CAGR は +6.0% と成長基盤はあるが、直近の需要低迷により有機的成長が停滞している。
財務健全性
★★★★★
直近売上高 978 億円で前年比 13.3% 減・営業利益率 8.1% で前年比 2.4pt 低下
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、経営目標(ROE10%等)の未達と売上減少に対し、外部環境要因を強調する姿勢が見られる。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
San Ace 等ブランドと高信頼性技術で強固な地位を築くが、半導体・ロボット市場の競争激化により優位性維持には継続的な R&D 投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率 77.8% と極めて高い財務健全性
- 営業 CF/純利益が 280% と高いキャッシュフロー品質
- 4 年間の売上 CAGR +6.0% で中長期的な成長基盤を維持
⚠ 主要な懸念
- 直近 1 年間の売上高が 13.3% 減少し収益規模が縮小
- 営業利益率が 10.5% から 8.1% へ低下し収益性が悪化
- ROE が 5.1% と経営目標の 10% を大きく下回っている
▼ 構造的リスク
- 半導体製造装置やロボット市場の景気循環に収益が敏感に連動する構造
- グローバル市場における競合他社との価格競争・技術競争の激化
- AI 関連市場への依存度が高まる中、技術革新スピードへの追従リスク
↗ 改善条件
- 主要顧客である半導体・通信市場の設備投資が回復し、受注が底打ちすること
- 高付加価値製品の販売比率を高め、営業利益率を 10% 台に引き上げること
- AI 関連需要の拡大を自社の製品ポートフォリオに的確に組み込むこと
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「世界経済の回復遅れ」「需要の低調」を主要因として挙げており、内部の収益性改善策への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
ROE10%以上、営業利益率重視の経営指標を設定
乖離直近 ROE は 5.1%、営業利益率は 8.1%(前年 10.5%)と目標から乖離
フリーキャッシュフロー重視
一致営業 CF 158 億円に対し投資 CF -37 億円で FCF はプラスだが、売上規模縮小に伴う CF 比率の維持が課題