株式会社ヨシタケ(6488)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR12.0%、直近売上+9.9%と堅調な成長を遂げている。営業利益率も9.8%から10.9%へ改善しており、収益性の向上も伴った有機的な成長と評価できる。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
売上・利益ともに着実に成長し、財務体質も強化されている。リスク認識は現実的だが、外部環境への依存度が高い点に注意が必要。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
流量制御機器の長年の実績と高い技術力により信頼性は高いが、競合他社の価格競争や原材料価格変動の影響を受けやすく、スイッチングコストは限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率83.7%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が152%と、利益の質が非常に高い(キャッシュコンバージョン効率良好)
- 4年間の売上CAGRが12.0%と、中長期的な成長軌道を維持している
⚠ 主要な懸念
- 純利益が直近9億円と1期前(11億円)から減少しており、利益率改善の持続性に懸念
- 投資CFが直近-4億円と前年(-11億円)から縮小しており、成長投資のペースが鈍化している可能性
- 平均年収データが直近1期のみで推移が不明確であり、人材確保戦略の成果が数値化されていない
▼ 構造的リスク
- 金属価格高騰という原価構造上の脆弱性が、利益率に直結するリスクを常時抱えている
- BtoB・インフラ・プラント市場に依存しており、景気循環や公共投資減による受注変動リスクが高い
- 競合他社との価格競争が激化した場合、独自技術によるプレミアム維持が困難になる構造的問題
↗ 改善条件
- 原材料価格が安定し、コスト増を製品価格転嫁または内部効率化で吸収できれば、純利益率の回復が見込まれる
- 新規販路開拓が成功し、受注残高が拡大すれば、投資CFの拡大と更なる売上成長が実現する
- 優秀な人材の定着率向上と生産性向上が図られれば、平均年収の向上と競争優位の維持が可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
原材料高騰や地政学リスクを主要リスクとして挙げており、外部要因への言及が目立つ。ただし、具体的な対策(製品開発強化等)も併記されており、完全な責任転嫁ではない。
言行一致チェック
企業体力の向上と収益性改善
一致自己資本比率83.7%と極めて健全な財務基盤を維持し、営業利益率を9.8%から10.9%へ改善。純利益も回復傾向にある。
新規案件と新規販路獲得の積極的推進
一致売上高が4年間で63億円から98億円へ拡大し、CAGR12.0%を記録。新規獲得戦略が数値として明確に反映されている。