イーグル工業株式会社(6486)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR6.5%で着実に成長しているが、直近売上は0.7%増と鈍化。純利益が営業利益の約6割と低く、収益性の質は改善余地がある。
財務健全性
★★★★★
純利益率2.9%と営業利益率5.1%の乖離が著しく、税引後や少数株主持分等の影響で利益が圧縮されている可能性
経営品質
★★★★★
CF品質は281%と極めて良好だが、純利益の急減(-35%)に対し、経営陣は外部環境のせいにする傾向が強く、内部構造の改善へのコミットメントが疑わしい。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
航空宇宙や舶用など高信頼性が求められる分野で独自技術を持つが、新興国での競争激化や地政学リスクにより優位性の維持に課題がある。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比率が281%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力が非常に高い
- 自己資本比率60.2%と財務基盤が堅固で、外部資金依存度が低い
- 4年間の売上CAGRが6.5%と、長期的には着実な成長軌道を描いている
⚠ 主要な懸念
- 純利益率が2.9%と営業利益率(5.1%)に比べて著しく低く、収益性の質に懸念がある
- 直近の売上成長率が0.7%と鈍化しており、成長の持続性に疑問符がつく
- 純利益が前年比で約35%減少(75億→49億)しており、利益の安定性が低下している
▼ 構造的リスク
- 航空宇宙や防衛関連など特定セグメントへの依存度が高く、地政学リスクや政府予算変動に収益が敏感に反応する構造
- 半導体業界の低迷が直接収益に影響を与える構造であり、業界サイクルに左右されやすい
- 新興国市場での競争激化により、価格競争力や利益率が圧迫されるリスクが構造的に存在する
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰や為替変動などの外部環境が安定し、コスト増が収益に転嫁される環境が実現すること
- 半導体業界の回復に伴い、関連セグメントの需要が底上げされ、売上高が前年比プラス成長に転じること
- 純利益率の低下要因(税金や少数株主持分等)が特定され、内部コスト構造の抜本的な見直しが実行されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「地政学リスク」「資源価格高騰」「米国新政権の貿易施策」など外部要因を列挙しており、内部の収益性低下(純利益率2.9%)に対する具体的な対策や自己分析が不足している。
言行一致チェック
安定した収益確保と中長期的な成長に向けた事業ポートフォリオ構築
乖離直近売上高は1682億円で前年比+0.7%とほぼ横ばい。純利益は75億円から49億円へ大幅に減少しており、収益安定化の兆しは見られない。
コスト削減
一致売上高が微増する中、営業利益は81億円から85億円へ微増(利益率4.9%→5.1%)にとどまり、コスト削減効果は限定的。