株式会社丸山製作所(6316)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は 4 年 CAGR 2.4% で緩やかに成長しているが、営業利益率は 2.6% と低水準で推移しており、成長の質は低く、収益性向上が伴っていない。
財務健全性
★★★★★
営業利益率 2.6% の低水準(目標 2,800 百万円達成には大幅な改善が必要)・ROE 3.7% と資本効率の低さ(目標 7.5% への乖離)
経営品質
★★★★★
財務目標と実績の乖離が著しく、利益率改善への具体的な内部対策が見えない。外部要因への言及が多く、経営陣の課題認識と実行力の整合性に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
130 年の歴史と高圧ポンプ・2 サイクルエンジン技術に強みがあるが、競合他社の技術革新や価格競争にさらされるリスクがあり、優位性の維持には継続的なイノベーションが不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率 53.2% と財務基盤が堅固で、倒産リスクは低い
- 営業 CF/純利益が 252% と極めて高く、利益の質(キャッシュコンバージョン)が優秀
- 130 年の歴史とコア技術(高圧ポンプ等)による長期的な顧客基盤とブランド力
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率 2.6% の低水準が定着しており、収益性改善のスピードが遅い
- ROE 3.7% と資本効率が低く、株主還元や成長投資の効率性が課題
- 売上成長率 3.1% は緩やかであり、中期計画の売上目標達成には加速が必要
▼ 構造的リスク
- BtoB 中心の事業構造であり、景気変動や設備投資意欲の減退に収益が直結しやすい
- 原材料価格高騰や為替変動の影響を価格転嫁で吸収する力が弱く、利益率を圧迫する構造
- 競合他社との価格競争や技術革新が激しく、独自技術の優位性が相対化されるリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰や為替変動を吸収できる価格転嫁力、またはコスト構造の抜本的な見直しが実現すること
- 高付加価値製品や海外市場でのシェア拡大により、売上高の 2 桁成長と利益率の改善が同時に達成されること
- 既存事業の効率化と新規事業の収益化が早期に実現し、ROE を 7.5% 以上に引き上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「為替」「原材料」「外部環境」を列挙するのみで、内部の利益率改善策や具体的な構造改革への言及が乏しく、外部要因への依存度が高い。
言行一致チェック
第 8 次中期経営計画で 2027 年 9 月期に営業利益 2,800 百万円、ROE 7.5% 以上を目標
乖離直近期の営業利益は 11 億円(12%)、ROE は 3.7% であり、目標値との乖離が明確。利益率改善の兆しは見られない。
成長事業の創出と海外市場の成長
一致売上高は 3.1% 増と微増だが、投資 CF が -20 億円と拡大しており、成長投資は行われているが、即座の収益化には至っていない。