日工株式会社(6306)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR6.7%で堅調に拡大し、直近は11.5%増と加速。営業利益率も4.5%から5.6%へ改善し、質の高い成長を示す。
財務健全性
★★★★★
純利益が直近5期で21億円→10億円→20億円と変動しており、収益安定性に課題がある。
経営品質
★★★★★
売上成長と利益率改善は評価できるが、純利益の振れ幅と人材定着の課題に対し、数値的な解決策の提示が弱く、実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術・ネットワーク効果持続性:中
プラントライフサイクル全体をカバーするサービス網と独自技術が優位性となるが、競争激化と人手不足により維持に課題がある。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が149%と極めて高く、利益の質(キャッシュコンバージョン)が優秀。
- 自己資本比率54.2%と財務基盤が堅牢で、外部依存度が低い。
- プラントライフサイクル全体(製造からメンテナンス)を収益化するモデルにより、売上安定性を担保。
⚠ 主要な懸念
- 純利益が過去5期で10億円〜21億円の範囲で変動しており、収益の安定性に懸念。
- 慢性的な人手不足と熟練技術者減少が、成長のボトルネックとなるリスク。
- 原材料費・エネルギーコスト高騰が利益率を圧迫する構造的問題。
▼ 構造的リスク
- 建設・プラント業界特有の景気循環に収益が敏感に反応する構造。
- 熟練技術者の後継者不足が、サービス品質維持と新規事業展開を阻害するリスク。
- 環境規制強化への対応コスト増が、価格競争力低下を招く可能性。
↗ 改善条件
- 原材料費高騰を価格転嫁または効率化で吸収し、営業利益率を5%台後半に定着させること。
- 離職率低下と人材確保施策の成果により、熟練技術者の供給体制を安定させること。
- 海外売上比率を拡大し、国内景気変動リスクを分散させること。
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
原材料費やエネルギーコストの高騰を主要リスクとして挙げているが、内部の生産性向上やコスト転嫁戦略の具体性に欠ける記述が見られる。
言行一致チェック
サービスビジネスの拡張と新規事業の育成
乖離売上高は増加しているが、純利益が過去5期で最大21億円から最小10億円へ大きく振れており、収益の安定化は不十分。
人的資本への投資と働き方改革
乖離平均年収761万円は業界水準と推測されるが、離職率4.4%と熟練技術者減少のリスクが指摘されており、定着対策の効果が限定的。