株式会社イワキ(6237)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは12.9%と堅調だが、直近は2.7%に減速。海外展開や新分野への投資が本格化する前の過渡期と見られる。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は厚く安定しているが、目標と実績の乖離が顕著。外部環境への依存度が高く、内部変革へのコミットメントが数値で裏付けられていない。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
ケミカルポンプ分野で高い技術力と信頼を有するが、汎用機器市場での競合激化により、技術優位性の維持には継続的なイノベーションが不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率70.4%と極めて健全な財務体質
- 営業利益率12.8%を維持する高い収益性
- 営業CF/純利益が78%とキャッシュフローの質が高い
⚠ 主要な懸念
- 直近の売上成長率2.7%は中期目標達成に向けたペースに後退
- 営業CFが純利益の78%に留まり、利益のキャッシュ化に改善余地
- 投資CFが直近-8億円と、成長投資の規模が限定的
▼ 構造的リスク
- BtoB産業用機器市場における価格競争と技術陳腐化リスク
- 原材料価格高騰と為替変動によるコスト・収益の二重圧力
- グローバル展開における地政学リスクとサプライチェーン分断リスク
↗ 改善条件
- 海外市場での水処理・次世代エネルギー分野での受注が倍増し、売上成長率が10%台に回復すること
- 原材料価格高騰を製品価格転嫁で吸収できる価格設定力、または調達先多角化が実現すること
- DX推進による生産性向上が営業利益率の15%台への再拡大に寄与すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「激しい変化」「競争激化」「脱炭素」など外部環境要因を列挙し、自社の組織体制や戦略実行力への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
中期経営計画2027で売上530億円、営業利益69億円を目指す(CAGR約10%)
乖離直近の売上成長率は2.7%、営業利益率12.8%。目標達成には現状の2倍以上の成長加速が必要。
人材の確保と育成を課題として認識
不明平均年収680万円は業界平均水準だが、成長加速に必要な高度人材獲得への投資額が明確でない。