冨士ダイス株式会社(6167)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR+3.9%と緩やかな成長だが、直近は-0.5%の減少。利益率は2.9%と低下傾向にあり、有機的な成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の低下(4.9%→2.9%)・純利益の減少(7億円→4億円)
経営品質
★★★★★
財務数値は利益率低下と売上減少を示しており、経営陣の成長戦略と実態に乖離がある。外部環境への依存度が高い記述は誠実さに欠ける。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
工作機械・超硬工具の高精度技術と長年の実績は強みだが、CASE対応の遅延リスクや競合激化により、優位性の維持には技術革新の継続が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率81.0%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が422%とキャッシュフローの質が極めて高い
- 平均年収557万円で業界平均水準を維持している
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が4.9%から2.9%へ急落し収益性が悪化
- 直近売上高が167億円から166億円へ減少し成長停止
- 純利益が7億円から4億円へ半減し利益規模が縮小
▼ 構造的リスク
- CASE(電動化・自動運転・コネクティビティ・シェアリング)対応の遅延が競争優位を損なう構造的問題
- BtoB製造業としての価格転嫁能力が不透明な原材料高騰リスクへの脆弱性
- 少子高齢化による国内市場の構造的縮小に対する代替成長軸の未確立
↗ 改善条件
- CASE対応技術の確立と新事業からの収益化が実現すれば、売上減少が止まり成長軌道に乗る
- 原材料価格高騰に対する生産性向上やコスト構造の見直しが具体化されれば、利益率の改善が見込まれる
- 海外市場での受注拡大が加速し、国内市場縮小を補完する構造転換がなされれば、売上成長が再開する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
ウクライナ情勢、中東紛争、中国経済停滞など外部要因を列挙するのみで、内部の生産性向上やコスト構造見直しへの具体的な対策言及が不足している。
言行一致チェック
海外事業を牽引し新事業育成で成長
乖離売上高は166億円で前年比-0.5%の減少。海外・新事業による成長は数値に反映されていない。
生産性向上・経営基盤強化
乖離営業利益率が4.9%から2.9%へ低下し、収益性が悪化している。