株式会社アマダ(6113)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは12.2%と堅調だが、直近は売上-1.7%の減少。利益率は14.0%から12.4%へ低下しており、成長の質は外部環境の影響を受けやすい状態。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は極めて健全だが、中期目標の達成状況(売上・ROE・利益率)が計画と乖離しており、実行力に課題がある。CF品質は良好(143%)だが、成長の鈍化が懸念される。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
レーザ加工技術における高い技術力と顧客との長期的信頼関係が基盤。ただし、海外メーカーとの競争激化により優位性の維持には継続的なイノベーションが不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率79.9%という極めて高い財務健全性と、純利益に対する営業CF比率143%の優れたキャッシュフロー品質
- 4年間の売上CAGRが12.2%と、長期的には堅調な成長軌道を描いている
- 営業利益率12.4%を維持しており、業界平均と比較して高い収益性を確保している
⚠ 主要な懸念
- 直近期の売上高が前年比-1.7%と減少し、中期目標の4000億円達成が危ぶまれる
- 営業利益率が1期前の14.0%から12.4%へ低下しており、収益性の悪化傾向にある
- ROEが6.1%と、経営目標である8%を大きく下回っており、資本効率の改善が急務
▼ 構造的リスク
- グローバル市場における海外メーカーとの価格競争やシェア争いが激化しており、利益率を圧迫する構造的要因となっている
- BtoB製造業としての特性上、世界経済の景気変動や為替レートの変動に収益が敏感に反応する構造
- 技術革新のスピードが加速する中で、自社技術の陳腐化や競合他社への技術的優位性喪失のリスク
↗ 改善条件
- 為替変動や景気減速という外部要因が落ち着き、設備投資需要が回復すれば、売上と利益率の改善が見込まれる
- 高付加価値なソフトウェア・サービス事業の比率を高め、製品単価の低下を補完する収益構造への転換が実現すればROE向上が可能
- M&Aによる事業拡大が単なる規模拡大ではなく、シナジー効果による利益率改善に寄与すれば、中期目標の達成が期待できる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「多様な社会変動」「為替変動」を列挙しているが、利益率低下の内部要因(コスト構造や製品ミックス)への言及が薄く、外部環境への依存度が高い印象。
言行一致チェック
中期経営計画2025で売上4000億円、ROE8%以上を目標とし、M&Aや技術開発を推進
乖離直近売上は4035億円から4000億円割れ(3967億円)へ減少。ROEは6.1%で目標の8%に届かず。営業利益率も14.0%から12.4%へ低下。
収益性改善
乖離営業利益率は過去5期で最高値(14.0%)から低下傾向にあり、利益率の改善は進んでいない。