不二硝子株式会社(5212)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年間でCAGR2.3%と緩やかな成長だが、営業利益は直近で微増(4.2%)に留まり、規模の経済による利益拡大の兆しは薄い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが直近で0億円と利益水準(1億円)に対して不十分(CF品質46%)・ROEが2.8%と自己資本比率72.2%の高水準に対し資本効率が低い
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、利益率改善の持続性に疑問。外部要因への言及が多く、内部課題への具体的な解決策が数値で示されていない。
競争優位(モート)
独自技術・規制持続性:中
医薬品容器の高度な品質管理(ISO15378)と安定供給体制が競争優位。ただし、市場が成熟しており、新規参入障壁は高いが成長余地は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率72.2%と極めて高い財務健全性
- 医薬品業界におけるISO15378認証取得など、高品質な品質管理体制
- 売上高が5期連続で25億円台を維持する安定した収益基盤
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが直近で0億円と利益水準に対してキャッシュフローが脆弱
- ROEが2.8%と自己資本比率の高さを考慮すると資本効率が著しく低い
- 平均年収466万円と業界平均と比較して人件費競争力が不明瞭(数値不足)
▼ 構造的リスク
- 医薬品業界の法規制変更やインフルエンザ流行など、需要が外部事象に極めて敏感
- 原材料供給停止リスクに対し、調達先多角化などの具体的な対策が不透明
- 成熟市場における価格競争力低下と、原材料費高騰による利益率の圧迫
↗ 改善条件
- 原材料費高騰を吸収できる製品単価の適正な転嫁が実現すること
- 生産効率化投資が営業利益率の持続的な改善(5%以上)に結びつくこと
- キャッシュフローの質改善により、営業CFが純利益を上回る水準に回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料の供給停止」や「外部環境」を列挙する一方で、内部の生産性向上やコスト構造見直しへの具体的な数値目標が示されていない。
言行一致チェック
高度な生産技術の導入による効率化・コスト低減
乖離営業利益率は2.9%から4.2%へ改善したが、純利益は横ばい(1億円)でコスト削減効果が利益に直結していない可能性
基幹システム構築による情報の効率化
一致売上成長率+4.4%はシステム投資の成果と解釈可能だが、投資CFは-1億円で大規模投資ではない