理研コランダム株式会社(5395)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は4.4%増だが、4年CAGRは-0.7%と長期的な縮小傾向。利益は純利益が7億円から1億円へ急減しており、成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-145%(営業CF-1億円、純利益1億円)と著しく悪化・純利益が前年比85.7%減(7億円→1億円)と急落・投資CFが前年比で8億円から-4億円へ転落し、資金繰りが逼迫
経営品質
★★★★★
財務数値は利益急減とCF悪化を示しており、経営陣の「収益力強化」宣言との間に大きな乖離がある。外部要因への言及が多く、内部課題への誠実な分析が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・顧客信頼持続性:中
特定産業向け研磨材の技術力と長年の顧客信頼は強みだが、激化する価格競争と原材料高により、価格転嫁能力に限界があり、優位性は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率75.9%と極めて高い財務健全性
- 不動産賃貸事業による安定的なキャッシュフローの存在
- 研磨布紙分野での長年の実績と顧客基盤
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益を大きく下回る(-145%)という収益の質の悪化
- 純利益が前年比で85.7%減少し、収益性が急落している
- 4年間の売上CAGRがマイナス(-0.7%)で、長期的な成長が停滞
▼ 構造的リスク
- BtoB製造業としての原材料価格変動リスクへの価格転嫁能力の限界
- 最終需要(自動車・電子)の景気変動に売上規模が直結する構造
- 研磨材市場における激しい価格競争による利益率の恒常的下押し圧力
↗ 改善条件
- 原材料高騰を内部コスト削減や高付加価値製品へのシフトで吸収し、営業利益率を改善すること
- 既存顧客への提案販売を深化させ、売上CAGRをプラスに転じさせること
- 営業CFを純利益水準まで回復させ、内部留保による投資余力を確保すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格高騰」「為替」「経済動向」を列挙するのみで、内部の価格転嫁戦略やコスト構造改革の具体策が明記されていない。
言行一致チェック
収益力強化を最優先課題とし、生産効率改善を推進
乖離営業利益率は2.7%と微増だが、純利益は前年比85.7%減。利益率改善の兆しは薄く、収益力強化は未達。
変化に対応できる経営体制の構築
乖離4年間の売上CAGRが-0.7%と縮小傾向にあり、市場変化への対応が追いついていない。