株式会社ダイサン(4750)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR5.8%で緩やかに成長中だが、利益は過去に赤字を計上しており、成長の質は不安定。
財務健全性
★★★★★
純利益が過去2期で赤字(-10億円)と黒字(3億円)の極端な振れ幅がある
経営品質
★★★★★
利益率は0.5%から3.4%へ改善したが、投資CFの停滞や過去の赤字履歴から、経営陣の執行力にはまだ改善余地がある。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
創業以来のブランド力と安全文化は強みだが、参入障壁が低く、価格競争や人手不足の影響を受けやすい構造。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比が410%と極めて高く、利益のキャッシュコンバージョン能力が高い
- 自己資本比率54.6%と財務基盤が堅牢で、資金調達のリスクが低い
- 直近5期で売上高が87億円から108億円へ着実に拡大し、市場シェアを維持・拡大している
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が3.4%と低く、原材料費や人件費の変動に収益性が極めて敏感
- 過去に純利益が-10億円と大幅な赤字を計上しており、利益の安定性に懸念が残る
- 投資CFが0円と、成長のための設備投資やM&Aなどの積極的な資本配分が不足している
▼ 構造的リスク
- 建設業界の人手不足と高齢化が構造的に進行しており、人件費増大が収益性を圧迫する構造
- 住宅着工戸数の減少というマクロ経済サイクルに依存しており、景気変動による需要減のリスクが高い
- 足場業界は参入障壁が比較的低く、価格競争や大手他社との競争激化による利益率低下のリスクがある
↗ 改善条件
- 原材料価格の高騰が収束し、コスト増を価格転嫁できる環境が整うこと
- デジタル化や施工効率化による生産性向上が実現し、人件費増大を吸収できる体制が構築されること
- 住宅市場の回復に伴い、着工戸数が底を打ち、足場需要が安定すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「住宅市場の低迷」「人手不足」「原材料高騰」を列挙しており、自社の収益性改善策(価格転嫁や生産性向上)への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
デジタル技術を活用した効率化や経営基盤の強靭化
乖離営業CF/純利益が410%と極めて高いが、投資CFが0円と設備投資やDX投資が停滞している可能性
人的資本への投資を強化
不明平均年収534万円は業界平均水準だが、人手不足対策としての大幅な賃上げや採用強化の兆候が数値に表れていない