株式会社アイティフォー(4743)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは6.0%と安定的だが、直近売上は-0.5%と頭打ち。利益は堅調だが、新規事業の飛躍的成長は数値に反映されていない。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅牢(自己資本比率79.5%)だが、成長戦略と数値実績に乖離が見られる。利益率低下への対応策が数値で示されていない点が課題。
競争優位(モート)
複合(顧客ロイヤルティ・ドメイン特化型ノウハウ)持続性:中
金融・公共分野での長期的信頼関係とBPO/IT複合ノウハウが基盤。ただし、競合他社との差別化が明確ではなく、スイッチングコストは中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率79.5%と極めて高い財務健全性(直近5期で141億円→190億円へ増益)
- 営業CF/純利益が90%と高いキャッシュフロー品質(利益の質が高い)
- 平均年収749万円と業界平均水準を維持し、人財確保への投資継続
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が前年比-0.5%とマイナス成長(206億円)
- 営業利益率が18.1%から17.2%へ低下し、収益性の悪化傾向
- 投資CFが-25億円と拡大しているが、売上成長に寄与していない
▼ 構造的リスク
- 金融・公共セグメントへの顧客集中による、公共予算縮小や金融規制変更への脆弱性
- IT人材不足が常態化する中で、高単価なBPO/システム開発の提供能力が低下するリスク
- 既存事業の成熟化により、新規成長ドライバーが確立されない場合の成長停滞構造
↗ 改善条件
- 「FLY ON 2026」戦略に基づく新規事業からの明確な売上貢献(前年比プラス成長の再確認)
- 営業利益率の低下要因(人件費増等)の特定と、価格転嫁または生産性向上による改善
- 地方創生関連プロジェクトの受注拡大による、公共セグメントの収益安定化
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「競争激化」「人材確保難」を列挙しており、売上停滞の内部要因(新規事業の遅れ等)への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
「新規事業の飛躍的成長」および「事業ポートフォリオ拡大」
乖離直近売上高は前年比-0.5%(206億円→207億円から微減)であり、新規事業による成長は未確認。投資CFは-25億円と拡大しているが、売上増に直結していない。
「収益性改善」および「経営基盤の強化」
乖離営業利益率は18.1%から17.2%へ低下。自己資本比率は79.5%と極めて高いが、利益率の低下はコスト増や価格競争の影響を示唆。