ロンシール工業株式会社(4224)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR5.7%で緩やかに成長しているが、直近の純利益が0円と利益成長が伴っておらず、成長の質は低水準。
財務健全性
★★★★★
直近期純利益が0円(利益率0.1%)と収益性が極端に低下・営業利益率が5.1%から4.1%へ悪化し目標の5%達成が困難
経営品質
★★★★★
財務数値と経営目標に明確な乖離が見られ、利益率改善への実行力に疑問が残る。CF品質は高いが、利益創出能力の低下が懸念される。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
抗ウイルス技術「ロンプロテクト」や遮熱防水工法など独自技術を持つが、塩ビ樹脂という汎用素材市場における競争優位は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率73.4%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CFが11億円と純利益(0円)を大きく上回る高いキャッシュフロー品質
- 4年間の売上CAGRが5.7%と安定的な成長軌道を描いている
⚠ 主要な懸念
- 直近期の純利益が0円となり、収益性が崩壊している
- 営業利益率が5.1%から4.1%へ悪化し、経営目標の5%達成が遠のいている
- 平均年収633万円と業界水準との比較が不明確だが、人材確保が課題と認識されている
▼ 構造的リスク
- 塩ビ樹脂というコモディティ素材市場における価格競争力の脆弱性
- 原材料価格変動リスクを製品価格へ完全に転嫁できない構造
- 住宅・建設需要の景気変動に収益性が敏感に反応する構造
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を製品価格転嫁で吸収し、営業利益率を5%以上に回復させること
- 高付加価値製品(抗ウイルス等)の売上構成比を拡大し、粗利益率を改善すること
- コスト構造の抜本的見直しにより、固定費比率を低下させること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として原材料価格変動や外部環境を挙げるが、利益率低下の具体的な内部改善策やコスト構造の再構築への言及が薄い。
言行一致チェック
売上高経常利益率5%以上の安定的な達成を目指す
乖離直近の営業利益率が4.1%、純利益率が0.1%と目標を大きく下回っており、達成が極めて困難な状況
既存事業における選択と集中によるコア分野への経営資源集中
乖離売上は微増(+2.0%)だが、利益は急減しており、資源集中が収益性向上に直結していない