メディカル・データ・ビジョン株式会社(3902)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR+6.6%だが直近は-8.0%と減速。利益は急落し、成長の質は低下。新規事業やクラウド移行による有機的成長の兆しは財務数値に反映されていない。
財務健全性
★★★★★
直近期純利益-8億円(前年比180%減)・営業利益率0.1%(前年27.6%から急落)・営業CF-9億円(黒字転落)
経営品質
★★★★★
戦略は明確だが、直近の財務悪化(利益率0.1%、営業CFマイナス)に対し、実行力の欠如が浮き彫り。収益性の回復策が数値に表れていない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/規制/独自技術持続性:中
日本最大級の診療データベース「さくらDB」によるデータ蓄積と、急性期病院との強固な関係が競争優位。ただし、データ利活用の規制リスクと競合参入により維持は不確実。
✦ 主要な強み
- 日本最大級の診療データベース「さくらDB」保有によるデータ資産の規模
- 自己資本比率66.4%と高い財務健全性(負債依存度低)
- DMMや日本システム技術とのアライアンスによる事業基盤の多角化
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率の急落(27.6%→0.1%)と純利益の赤字化(-8億円)
- 売上高の減少(-8.0%)と営業CFの悪化(-9億円)によるキャッシュフロー悪化
- ROEの大幅悪化(-18.3%)と投資CFの継続的なマイナス(-6億円)
▼ 構造的リスク
- 医療データ活用における法規制の厳格化による事業拡大のボトルネック
- サイバー攻撃や情報漏洩リスクがブランド価値と事業継続性を直撃する構造
- 競合他社の参入により、データ蓄積によるネットワーク効果が相対化されるリスク
↗ 改善条件
- クラウド移行とサービスメニュー拡充が売上成長率をプラスに転じさせること
- データ利活用サービスの収益化が営業利益率を20%台に回復させること
- 新規事業の推進により、営業CFを再び黒字化し、投資余力を確保すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「外部環境」や「法規制」を列挙する一方で、利益率急落の内部要因(コスト構造や収益化の遅れ)への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
データ基盤の拡大とサービスメニュー拡充による顧客基盤拡大
乖離売上高が64億円から59億円へ減少し、営業利益が18億円から0億円へ崩壊
優秀な人材の確保と育成
不明平均年収626万円(業界平均水準だが、利益悪化に伴う投資余力の低下懸念)