サイバーコム株式会社(3852)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR8.3%で堅調に成長しているが、営業利益率6.3%と低く、利益成長の質は売上拡大に追いついていない。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対してマイナス(-7%)となり、利益のキャッシュ化が困難な状態・営業CFが直近期に-1億円と赤字転落し、内部資金創出能力の不安定化
経営品質
★★★★★
売上は成長しているが、利益率改善やキャッシュフローの質が伴っておらず、戦略の実行力に課題がある。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
通信技術とソフトウェアの融合、および自社プロダクト「Cyber Smartシリーズ」を持つが、競合他社との差別化が明確ではなく、スイッチングコストは限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率62.2%と財務基盤が極めて堅牢
- 4年間の売上CAGRが8.3%と安定的な成長軌道を描いている
- AWS連携など多様な基盤技術への対応力を持つ
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益比-7%とキャッシュフローの質が著しく低下
- 日本電気グループへの依存度が高く、顧客集中リスクが存在
- 営業利益率が6.3%と低く、価格競争力やコスト管理に課題
▼ 構造的リスク
- 特定大顧客(日本電気グループ)への依存による受注変動リスク
- IT人材不足が常態化し、プロジェクト遂行能力が制約される構造
- 受託開発中心のビジネスモデルにおける見積精度低下と遅延リスク
↗ 改善条件
- 高付加価値製品の売上が拡大し、営業利益率が8%以上へ改善されればキャッシュフローが正常化
- 特定顧客への依存度を下げ、多角的な顧客基盤を構築できれば収益安定性が向上
- プロジェクト管理プロセスの高度化により、遅延リスクとコスト超過が抑制されれば利益率が改善
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
人材不足や競争激化を課題として挙げるが、具体的な内部対策(例:生産性向上施策や採用効率化)への言及が薄く、外部環境要因への依存度が高い。
言行一致チェック
高付加価値ビジネスの推進とDX対応力強化による収益性向上
乖離営業利益率は6.1%から6.3%と微増にとどまり、高付加価値化による利益率の劇的改善は確認できない
人材の確保と育成への注力
不明平均年収500万円はIT業界の平均水準だが、人材不足リスクへの対価としての大幅な給与引き上げは示されていない