株式会社システム ディ(3804)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間で38億円から50億円へCAGR7.0%で成長。営業利益率も17.9%から18.6%へ改善しており、収益性の高い有機的な成長が継続している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
投資CFの拡大と利益率改善により、成長戦略の実行力が高い。ただし、人的資本への投資効果に関する数値開示が不足しており、評価は慎重。
競争優位(モート)
独自技術・スイッチングコスト持続性:中
特定業種(学園・自治体等)に特化したパッケージソフトにより高いスイッチングコストを有するが、競合他社の参入や技術変化への対応が持続性を左右する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率68.0%と極めて高い財務健全性を維持し、財務リスクが低い。
- 営業CF/純利益が172%と非常に高く、利益のキャッシュコンバージョン能力が卓越している。
- 売上高CAGRが4年間で7.0%と安定成長を遂げ、営業利益率も18.6%と高水準を維持している。
⚠ 主要な懸念
- 平均年収の過去推移データが欠落しており、人的資本への投資拡大傾向の客観的検証が困難。
- 営業CFが直近期に15億円から11億円へ減少しており、一時的なキャッシュフローの不安定化要因がある。
- 売上規模が50億円規模と比較的小さく、大規模な競合他社との価格競争やリソース格差に脆弱な側面がある。
▼ 構造的リスク
- 対象顧客である学園・自治体等の経営悪化(少子化等)が、システム導入予算の縮小や解約リスクに直結する構造。
- パッケージソフトという特性上、競合他社による類似機能の低価格提供や、オープンソース技術への置き換えリスクが存在する。
- 特定業種への依存度が高いため、当該業界全体の需要変動に対して事業全体が敏感に反応する集中リスク。
↗ 改善条件
- クラウドサービスやサポート収入の比率がさらに向上し、ストックビジネスによる収益の安定化が実現すれば、少子化リスクへの耐性が強化される。
- 特定業種以外の領域への事業拡大(新規市場参入)が成功し、顧客ポートフォリオが分散されれば、業界固有の需要変動リスクが低減する。
- 平均年収の継続的な引き上げと採用拡大が数値で裏付けられ、開発人材の確保が安定すれば、技術的競争優位性の維持が可能となる。
経営姿勢
責任転嫁傾向:低い(内部要因重視)
リスク要因として「少子化」を挙げる一方で、具体的な内部対策(新市場参入、クラウド化等)を明確に提示しており、外部環境への単純な責任転嫁は見られない。
言行一致チェック
次世代ソフトウェアの開発と既存ソフトウェアのバージョンアップを推進し、市場シェア拡大を目指す
一致投資CFが直近期に-7億円と拡大(1期前-4億円)しており、成長投資を強化している。
健康経営の推進と人的資本の最大化
不明平均年収593万円(直近期)のデータは提示されたが、過去5年間の推移データが欠落しており、増額傾向の検証は不可。
収益性改善と付加価値の高い製品提供
一致営業利益率が17.9%から18.6%へ改善し、純利益率12.5%を維持。営業CF/純利益が172%と高い収益の質を示す。