北日本紡績株式会社(3409)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGR27.6%と成長率は高いが、営業利益率が-3.0%と赤字継続しており、売上拡大が利益創出に繋がっていない質の低い成長。
財務健全性
★★★★★
直近5期連続の純利益赤字(直近-1億円)・営業利益率-3.0%の赤字体質・営業CFが-0.1億円と資金創出能力の低下
経営品質
★★★★★
売上成長は達成しているが、コスト増への対応が追いつかず赤字継続。外部環境への依存度が高く、内部改革の実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
アラミド繊維の技術力と中東市場の販路は強みだが、利益率の悪化により技術優位性が収益に直結していない現状がある。
✦ 主要な強み
- 売上高が4年前の6億円から16億円へ2.7倍に拡大(CAGR 27.6%)
- 自己資本比率55.2%と財務基盤は比較的堅牢
- アラミド繊維等の高機能繊維技術と中東市場での販路を有する
⚠ 主要な懸念
- 直近5期連続の営業・純利益赤字(直近営業利益-0.1億円)
- 売上成長に対し利益率が改善せず、収益性の悪化が顕著
- 平均年収321万円と業界水準との比較で人件費負担の重さが懸念される
▼ 構造的リスク
- 原材料費・エネルギー費の高騰に対し、価格転嫁が追いついていない構造的問題
- 為替変動に収益が敏感であり、ヘッジ体制や多角化が不十分なリスク
- 人手不足と人件費上昇が、低収益の紡績・リサイクル事業の採算性をさらに圧迫する構造
↗ 改善条件
- 原材料費高騰に対する適切な価格転嫁が実現し、営業利益率がプラス圏へ転換すること
- 高機能繊維やヘルスケア事業の付加価値向上により、売上単価が上昇すること
- 生産性向上施策により、人件費対売上高比率が改善し、固定費構造が最適化されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題としてエネルギーコスト、原材料価格、為替、人手不足など外部要因を列挙するのみで、内部の原価管理や価格転嫁策などの具体的対策が記載されていない。
言行一致チェック
全事業の黒字化を目指し、生産性向上・販売強化を推進
乖離売上は24.8%増だが、営業利益率は-4.7%から-3.0%へ改善したものの依然として赤字であり、黒字化の兆しは微弱。
サステナビリティ重視の長期ビジョン
不明リサイクル事業の強化を掲げるが、投資CFが直近-0.1億円と設備投資が停滞しており、成長への投資意欲が不明確。