株式会社キューブシステム(2335)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGR5.5%で緩やかな成長だが、直近1.8%に減速。利益成長は売上を上回るが、営業CFの悪化が懸念。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比率が20%と著しく低く、利益のキャッシュ化効率に課題がある。・営業利益率が7.5%と目標の10.5%に対し2.5ポイントの乖離がある。
経営品質
★★★★★
数値目標と実績に乖離があり、外部環境要因への言及が目立つ。利益率改善に向けた具体的な内部施策の透明性が不足している。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
SaaS/IP活用と受託開発の両輪体制が強みだが、DX競争激化により技術的優位性の維持は容易ではない。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率75.7%と極めて健全な財務体質を維持。
- 4年間の売上CAGR5.5%で着実な成長基盤を構築。
- 純利益が5期連続で増加(8億円→13億円)し、収益性は安定。
⚠ 主要な懸念
- 営業CF/純利益比率が20%と低く、利益の質に懸念。
- 営業利益率が7.5%と目標値から大きく離れ、収益性改善の遅れ。
- 売上成長率が1.8%と前年比で減速傾向。
▼ 構造的リスク
- 受託開発依存による人件費増への脆弱性(原材料リスクのIT版)。
- DX需要増に伴う競合他社との価格競争激化による利益率圧迫。
- SaaS/IP事業への転換が追いつかず、成長の質が受託型に偏るリスク。
↗ 改善条件
- SaaS/IP事業の売上比率拡大により、人件費依存度の低下が実現すれば利益率改善が見込まれる。
- 生産性向上施策(DX活用等)により営業CF/純利益比率が50%超へ回復すれば財務の質が改善する。
- 売上成長率が3%台へ回復し、規模の経済が働けばROE14%目標への道筋が開ける。
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「為替」「原材料」を列挙しているが、利益率低下の主因である内部コスト構造や生産性改善への言及が薄い。
言行一致チェック
ROE14%以上、営業利益率10.5%を目標に掲げる
乖離直近ROEは12.4%、営業利益率は7.5%(前年比8.5%から低下)
事業成長の加速
乖離売上成長率が前年比+1.8%と鈍化傾向