株式会社マキヤ(9890)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は前年比15.8%増と好調だが、4年CAGRは4.0%と緩やか。利益率は低下傾向にあり、成長の質は不安定。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の低下(2.9%→2.6%)・純利益率の低さ(1.7%)
経営品質
★★★★★
売上拡大は達成しているが、利益率改善という経営目標との乖離が見られ、外部環境への依存度が高い姿勢が懸念される。
競争優位(モート)
コスト優位・ネットワーク効果持続性:中
EDLP戦略と広域店舗網による価格競争力を持つが、小売業界全体で激しい価格競争に晒されており、独自性は限定的。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が207%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力が優秀
- 自己資本比率52.2%と財務基盤が堅牢で、財務リスクは低い
- 直近売上高が888億円と前年比15.8%増と急成長を遂げている
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が2.9%から2.6%へ低下しており、収益性の悪化が懸念される
- 純利益率が1.7%と低く、コスト増への転嫁余力が限定的である
- 平均年収546万円と業界平均水準との比較が不明確で、人材確保競争力の根拠が不足
▼ 構造的リスク
- ディスカウント小売業としての価格競争激化による利益率の底堅さの欠如
- 人件費・物流費・エネルギー費の上昇を価格転嫁できない構造脆弱性
- 人口減少・少子高齢化による地域商圏の縮小リスク
↗ 改善条件
- 原材料費や人件費の上昇分を適正に価格転嫁し、利益率を3%台に回復させること
- PB/LB強化やECシナジーにより、単価向上と在庫回転率の改善を同時に実現すること
- 外部環境要因への依存を減らし、内部コスト構造の抜本的見直しを断行すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として気候変動、自然災害、原油価格高騰、インフレなど外部要因を列挙しており、内部の価格転嫁力不足やコスト構造の硬直性への言及が薄い。
言行一致チェック
資本効率向上と高収益(ROE10%以上、経常利益率4%)を目指し、在庫効率改善を推進
乖離直近の営業利益率は2.6%と低下しており、ROEは7.7%。在庫効率改善の成果は現時点で利益率に反映されていない。
持続的成長による売上高1,000億円達成
一致直近売上888億円で前年比15.8%増と急伸しており、目標達成への軌道は乗っている。