中部電力株式会社(9502)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は微増(+1.6%)だが、純利益は前年比50%超の急減(4031億→2021億)で収益性の質が低下。成長は安定供給維持が主軸。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の急落(9.5%→6.6%)・純利益の半減(前年比-49.9%)・投資CFの継続的なマイナス幅拡大(-3918億円)
経営品質
★★★★★
設備投資は積極的だが、利益率の急落(9.5%→6.6%)に対し、コスト構造の改善策や収益化の具体策が数値で示されていない。
競争優位(モート)
規制/ネットワーク効果持続性:高
中部地方における送配電網の独占的支配と地域密着型の顧客基盤により、高い参入障壁を有する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率40.1%と財務基盤が堅固
- 営業CF/純利益が149%とキャッシュフローの質が高い
- 中部地方における送配電網の独占的ネットワーク
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率の急落(9.5%→6.6%)と純利益の半減
- 燃料価格高騰による収益性への脆弱性
- 投資CFの拡大(-3918億円)による資金繰り圧力
▼ 構造的リスク
- 燃料価格変動リスクを価格転嫁で完全に回避できない構造
- 電力システム改革による競争激化と収益機会の分散
- 原子力発電所の再稼働不確実性による供給リスク
↗ 改善条件
- 燃料価格の安定化または価格転嫁率の向上が実現すること
- 再生可能エネルギー事業の収益化が加速し、利益率を回復させること
- 浜岡原子力発電所の再稼働が実現し、低コスト電源が安定供給されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「燃料価格の変動」「外部環境」を列挙するのみで、利益率低下の内部要因(コスト管理や価格転嫁の遅れ)への言及が薄い。
言行一致チェック
新たな収益源の獲得と再生可能エネルギー事業の強化
乖離売上高は微増(+1.6%)だが、営業利益率は大幅悪化(9.5%→6.6%)。新規投資が即座に利益に寄与していない。
分散型エネルギーシステムの構築
一致投資CFが-3918億円と過去最大規模のマイナス。設備投資は積極的だが、収益化のタイムラグが顕在化している。