株式会社三陽商会(8011)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは12.4%と成長基盤はあるが、直近売上は-1.3%減益。目標の1,000億円達成には依然として距離がある。
財務健全性
★★★★★
直近売上高605億円で前年比-1.3%減(目標1,000億円との乖離)・営業利益率4.5%で目標10%の半分以下(収益性改善の遅れ)
経営品質
★★★★★
財務目標と実績に乖離があり、外部要因への言及が目立つ。平均年収551万円は業界水準だが、成長投資との整合性は不明確。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
アッパーミドル市場でのブランド力と高品質製造スキルを強みとするが、競合激化により優位性維持が課題となっている。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率68.9%と極めて高い財務健全性
- 4年間の売上CAGRが12.4%と中長期的な成長軌道にある
- 純利益が5期連続で黒字(直近40億円)を維持
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が605億円で前年比-1.3%減(目標1,000億円との乖離)
- 営業利益率が4.5%と目標10%の半分以下で収益性改善が停滞
- 営業CF/純利益が67%とキャッシュフローの質が利益の6割程度
▼ 構造的リスク
- アッパーミドル市場における競合他社との価格競争・差別化競争の激化
- 海外展開や輸入品依存による為替変動リスクへの脆弱性
- 消費動向の変化に対するブランドの適応速度と商品開発のスピード
↗ 改善条件
- 新商圏への投資効果が売上高に明確に反映され、前年比プラス成長が継続すること
- 高付加価値商品の販売比率向上により、営業利益率が8%以上へ改善すること
- 為替変動リスクをヘッジする体制強化と、国内市場でのブランド差別化の具体化
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「為替」「輸入規制」等の外部環境を列挙する一方で、内部の収益性改善策や具体的な競争優位性確保策への言及が薄い。
言行一致チェック
アッパーミドル市場での存在感向上とオーガニックグロース推進
乖離直近売上高は605億円で前年比-1.3%減。4年CAGRは12.4%だが、直近の減速が顕著。
営業利益率10%、ROE10%の長期目標達成
乖離直近営業利益率4.5%、ROE9.7%。利益率目標の半分以下で、ROEも目標に届かない。