立川ブラインド工業株式会社(7989)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR 0.9%、直近売上成長率 0.2%とほぼ横ばい。利益は微増だが、市場成熟と原材料高により有機的な成長は停滞している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅牢だが、成長戦略の実行力が数値に反映されず、外部要因への依存度が高い。利益率改善は進んでいるが、規模拡大には至っていない。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
歯車・動力伝導技術の蓄積と建築内装品・立体駐車装置の多角化により一定の優位性を有するが、建築業界の景気変動に依存する構造上、独自技術の防御力は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率 83.0%と極めて高い財務健全性
- 営業利益率 10.5%の維持と純利益 28 億円の安定稼働
- 建築内装品から立体駐車装置・減速機への多角化による事業ポートフォリオ
⚠ 主要な懸念
- 売上高 414 億円で 4 年連続 1%未満の低成長(CAGR 0.9%)
- 営業CF/純利益 59%とキャッシュフローの質が低下傾向(直近 16 億円)
- 原材料価格高騰による収益性圧迫リスクの顕在化
▼ 構造的リスク
- 建築着工戸数や大規模工事の減少に直結する景気敏感業種である点
- BtoB 中心の顧客構造による発注の大型化・長周期化リスク
- 競合他社との価格競争が激化する中での価格転嫁の難易度
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化または高品質製品への価格転嫁成功による利益率の維持・拡大
- 新市場開拓や海外展開による建築内装品以外の収益柱の創出
- 生産性向上による人件費対効果の改善と、平均年収 640 万円水準での成果創出
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として原材料価格高騰、外部環境、規制変更を列挙しており、内部の価格転嫁能力やコスト構造見直しの具体策への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
ものづくりとマーケティングの強化、経営基盤の強化
乖離自己資本比率 83.0%と極めて健全だが、売上成長率 0.2%と営業利益率 10.5%(前年比 0.7pt増)は、強化策が即座に成長に直結していない。
人材の確保と育成
不明平均年収 640万円(業界平均水準と推測)だが、売上・利益の停滞期における人件費対効果の明確な向上は数値上確認できない。