株式会社リヒトラブ(7975)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGRで1.9%と緩やかな成長だが、直近は4.7%と回復傾向。しかし、営業利益が赤字から微益に転じるなど、成長の質は不安定で持続性に課題がある。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が1.9%と極めて低く、原価率上昇による収益性圧迫が顕著・営業CFが直近期に3億円と前年比43%減(7億円→3億円)と不安定化
経営品質
★★★★★
目標と実績の乖離が大きく、外部環境への依存度が高い。平均年収506万円は業界平均水準だが、利益率改善への貢献は確認できず、実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
ユニバーサルデザインに基づく独自技術と高品質製品開発力を持つが、事務用品市場は参入障壁が比較的低く、競合他社との差別化維持が課題となる。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率79.2%と極めて高い財務健全性を維持し、倒産リスクは低い
- ユニバーサルデザインを軸とした独自製品開発力により、BtoC市場で一定のブランド認知を有する
- 直近の売上成長率4.7%は、長期的なCAGR(1.9%)を上回る回復兆しを示している
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が1.9%と低く、原材料費高騰などのコスト増を価格転嫁できていない
- 営業CFが前年比で大幅に減少(7億→3億)しており、キャッシュフローの安定性に懸念がある
- 営業利益が過去5期で3期連続で赤字または微益であり、収益基盤が脆弱である
▼ 構造的リスク
- 事務用品市場はコモディティ化が進みやすく、価格競争に巻き込まれやすい構造
- 原材料費(樹脂・金属等)の変動リスクに対して、価格転嫁力が弱く利益率が敏感に反応する体質
- BtoC中心の商流であり、大口契約による安定収益の確保が困難な構造
↗ 改善条件
- 原材料費高騰を吸収できる価格転嫁、または高付加価値製品へのシフトが実現すれば利益率改善が見込まれる
- 海外市場への展開が軌道に乗り、国内市場の縮小リスクを相殺する規模の拡大が実現すれば成長が加速する
- 販売チャネルの多角化により、単一チャネル依存による需要変動リスクを分散できれば収益安定性が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料コスト高騰」「景気変動」など外部要因を列挙する一方で、内部の原価管理や価格転嫁戦略など具体的な対策への言及が不足している。
言行一致チェック
収益性の向上と営業利益10億円(1,000百万円)達成を目標に掲げる
乖離直近の営業利益は2億円(利益率1.9%)で、目標達成には5倍の拡大が必要。過去5期で赤字経験があり、収益力向上の軌道に乗っていない。
新製品開発強化と販売チャネル開拓を推進する
乖離売上高は86億円から92億円へ増加しており、一定の成果はあるが、利益率の改善が伴っていないため、開発・販売の投資対効果が低い。