株式会社アルメディオ(7859)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は前年比-49.8%と急減し、成長の持続性に疑問符がつく。4年CAGRは+21.3%だが、直近の急落により有機的成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
直近売上高58億円で前年比49.8%減(116億円→58億円)・営業利益率29.1%から14.9%へ半減・純利益23億円から5億円へ急減
経営品質
★★★★★
財務数値の悪化に対し、外部要因への言及が中心で、内部要因への具体的な対策や反省が見られない。売上半減という重大局面での実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
テストメディアやナノマテリアル等の技術集積により高付加価値を実現しているが、競合他社との競争激化や技術革新スピードへの対応が課題となっている。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率84.7%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が182%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- 4年間の売上CAGRが+21.3%と、長期的には成長軌道に乗っていた実績がある
⚠ 主要な懸念
- 直近1年間で売上高が116億円から58億円へ半減し、事業規模が急縮小
- 営業利益率が29.1%から14.9%へ急落し、収益性が著しく悪化
- 純利益が23億円から5億円へ減少し、利益水準が前年比で約78%減
▼ 構造的リスク
- 中国連結子会社への依存度が高く、地政学リスクや規制変更による収益急変の構造的リスク
- 多角化(断熱材、ナノマテリアル等)により事業リソースが分散し、各セグメントでの競争優位維持が困難な構造
- 高付加価値技術に依存するビジネスモデルにおいて、技術陳腐化や競合の台頭による収益基盤の脆弱性
↗ 改善条件
- 中国市場における規制リスクの沈静化、または中国依存度の低減による収益安定化
- 断熱材・ナノマテリアル事業での明確な収益化と、既存テストメディア事業の底堅い回復
- 原材料価格高騰等の外部要因への対応策(価格転嫁や調達先多角化)の具体的実行と定着
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として中国の市場不安定さ、原材料供給不安、外部環境変化を列挙しており、内部の収益構造改善や投資判断の甘さへの言及が薄い。
言行一致チェック
断熱材・ナノマテリアルを成長軸とし、ROE8%以上を目指す中期経営計画を推進
乖離直近売上は半減し、ROEは6.3%に留まっている。投資CFは-7億円と前年比縮小しており、成長投資の拡大は確認できない。
技術集積による高付加価値化と新規事業投資の強化
乖離営業利益率が29.1%から14.9%へ低下し、収益性の悪化が顕著。新規事業の収益化が追いついていない可能性が高い。