JSR株式会社(4185)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は19.9%増と回復したが、4年CAGRは-4.7%で長期的な成長軌道は不安定。利益率は12.8%から7.2%へ低下し、成長の質は低下傾向。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が12.8%から7.2%へ急落し収益性悪化・純利益が373億円から158億円へ半減・投資CFが直近で-40億円と前年比大幅改善(投資縮小)
経営品質
★★★★★
投資縮小と利益率低下という実態に対し、外部環境への言及が主で、経営陣の執行力に対する懐疑材料がある。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
半導体・ライフサイエンス分野の高度な技術力と多様なポートフォリオが優位性だが、競合激化と原料価格変動の影響を受けやすい構造。
✦ 主要な強み
- CF品質(営業CF/純利益)が185%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力が優秀
- 自己資本比率49.8%と財務基盤が堅牢で、財務リスクは低水準
- 売上高が前年比19.9%増と、短期的な回復力はある
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が12.8%から7.2%へ急落し、収益性の悪化が顕著
- 4年間の売上CAGRが-4.7%と、長期的な成長トレンドが負
- 純利益が373億円から158億円へ半減し、収益の安定性に欠ける
▼ 構造的リスク
- 半導体市場のサイクル変動に収益が直結しやすく、利益率の振れ幅が大きい
- 原料価格高騰に対する価格転嫁能力に限界があり、マージンが圧迫される構造
- 高付加価値製品への依存度が高く、技術的陳腐化や競合参入による優位性喪失リスク
↗ 改善条件
- 原料価格高騰局面での適切な価格転嫁とコスト構造の抜本的見直しが実現すること
- デジタルソリューション事業の需要回復に伴い、投資CFを再拡大し収益基盤を強化すること
- ROE10%達成に向けた内部留保の効率的な配分と、利益率改善のための事業ポートフォリオ再編
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「需要調整」「原料価格高騰」「為替」など外部要因を羅列し、内部の収益性改善策や投資判断の具体性に言及が薄い。
言行一致チェック
積極的な研究開発投資と事業投資を推進し、ROE10%以上を目指す
乖離投資CFが前年-631億円から直近-40億円へ急減。ROEは4.2%に留まり目標から遠い。
持続的成長と強靭な組織構築
乖離売上は回復したが、営業利益率は低下し、純利益も前年比で半減している。