東京応化工業株式会社(4186)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで14.3%成長し、直近は前年比23.8%増の2010億円を記録。利益率も14.0%から16.5%へ改善され、高付加価値製品による質の高い成長が確認できる。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
TOK Vision 2030に基づき、売上・利益ともに目標通りの成長を遂げている。財務数値と経営戦略の整合性が高く、実行力に優れる。
競争優位(モート)
独自技術持続性:高
先端レジストでグローバルシェアNo.1を維持し、微細加工・高純度化技術が参入障壁となっている。半導体製造プロセスへの不可欠な地位が優位性を支える。
✦ 主要な強み
- 半導体レジストでグローバルシェアNo.1を維持し、技術的優位性が確立されている
- 直近5期で自己資本が1600億円から2135億円へ増加し、財務基盤が強化されている
- 営業CFが純利益を133%上回る水準で推移し、収益のキャッシュ化能力が高い
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業CFが230億円(4期前)から301億円(直近)へ増加しているが、投資CFの減少幅が縮小しており、設備投資のペースが緩やかになる可能性
- 売上高の急伸(+23.8%)に対し、営業利益率の改善幅(2.5%p)が限定的であり、原材料高騰等のコスト圧力が完全には吸収されていない可能性
▼ 構造的リスク
- 半導体サイクルの変動に業績が敏感に連動する構造であり、需要減速時の利益率低下リスクが高い
- 高純度化技術に依存する事業構造上、原材料の供給不安や価格変動が収益に直結する脆弱性を持つ
- 競合他社による技術革新が加速する中で、シェア維持のための継続的な巨額研究開発費の必要性が収益性を圧迫するリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化または高付加価値製品への価格転嫁が実現すれば、利益率のさらなる改善が見込まれる
- 半導体市場の需要回復と新プロセスへの採用拡大が実現すれば、成長投資の回収と収益拡大が加速する
- サプライチェーンの多角化とマーケティング機能の強化が成功すれば、外部環境変動に対する収益の安定性が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として原材料価格変動や外部規制を挙げるが、同時に「強固なサプライチェーン構築」や「マーケティング力向上」といった内部対策への言及も含まれており、完全な他責ではない。
言行一致チェック
電子材料分野の深耕と開拓、新領域創出による成長投資
一致売上高は4年間で約70%増加し、営業利益率も16.5%と改善。投資CFは直近-27億円と前年比改善(-94億円→-27億円)し、成長投資の継続性を示唆。
収益性改善と高付加価値製品の推進
一致営業利益率が14.0%から16.5%へ上昇し、純利益率も11.3%を維持。営業CF/純利益が133%とキャッシュフローの質も高い。