セキ株式会社(7857)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGRで1.4%と微増だが、営業利益率は1.8%と低水準で推移。利益成長が売上成長を大きく上回る兆しはなく、収益性改善の質は低い。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率84.2%と極めて健全な財務体質・営業CF/純利益比285%と高いキャッシュフロー品質
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅牢だが、利益率低下(1.8%)に対し、経営計画との整合性が数値で確認できない。外部環境への言及が多く、内部課題への具体的な対策が不足している。
競争優位(モート)
複合持続性:中
高品質な印刷技術とFSC認証紙等の環境配慮型製品、および地域文化に根ざした美術館運営が複合的な優位性を形成。ただし、デジタルシフトによる紙媒体需要の構造的減少リスクが持続性を脅かす。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率84.2%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益比285%と、利益の質が極めて高いキャッシュフロー構造
- 多様な事業ポートフォリオ(印刷、販売、美術館等)による収益の多角化
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率1.8%と低水準かつ低下傾向(前年比-0.4p)
- 売上高CAGR(4年)1.4%と成長鈍化
- 純利益率2.3%と収益性の薄さ
▼ 構造的リスク
- デジタルシフトによる紙媒体需要の構造的縮小リスク
- 原材料費(原油価格)の変動が低収益体質に与える影響の大きさ
- 印刷業界全体での価格競争激化による利益率圧迫
↗ 改善条件
- 原材料費高騰を価格転嫁できる製品ミックスの転換が実現すること
- 環境配慮型製品(水性フレキソ等)の売上が利益率改善に寄与すること
- デジタル化への対応により、紙媒体依存からの脱却が進むこと
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「原油価格高騰」「市場構造の変革」を列挙しているが、原材料費上昇に対する具体的な価格転嫁策やコスト構造改革の具体策が記述されていない。
言行一致チェック
既存事業の収益力強化と成長分野への投資(Next200計画)
乖離売上は微増(+2.6%)だが、営業利益率は低下(2.2%→1.8%)しており、収益力強化の成果は数値に明確に表れていない。
環境配慮型印刷事業の拡大(水性フレキソ等)
不明投資CFは直近で-8億円と前年比拡大しているが、利益率低下との整合性は不明確。