粧美堂株式会社(7819)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGR11.9%、直近5.7%成長と堅調。利益率も4.8%から6.6%へ改善され、売上拡大が利益増に直結する質の高い成長を示している。
財務健全性
★★★★★
売上高221億円に対し営業CF9億円(利益率6.6%に対しCF利益率4.1%)でキャッシュコンバージョンに改善余地あり・自己資本比率47.9%は健全だが、ROE14.9%を維持するにはレバレッジ効果の活用余地が示唆される
経営品質
★★★★★
売上・利益の拡大実績は評価できるが、利益率改善のペースやリスク対策の具体性において、経営陣の課題認識と実行力の間に乖離が見られる。
競争優位(モート)
複合(ニッチ市場シェア・OEMノウハウ・EC直販力)持続性:中
小規模市場での高シェアとOEMノウハウは強みだが、キャラクター商品依存や他社参入リスクにより、独自技術やブランド力による絶対的な参入障壁は限定的。
✦ 主要な強み
- 4年CAGR11.9%の安定成長と、直近の営業利益率6.6%への改善(前年比+1.8pt)
- 純利益10億円に対し営業CF9億円(CF品質94%)と、高いキャッシュフロー生成能力
- ROE14.9%と自己資本比率47.9%を両立する、効率的な資本運用体制
⚠ 主要な懸念
- 売上高221億円に対し営業CF9億円(利益率6.6%に対しCF利益率4.1%)で、キャッシュコンバージョンの効率化余地
- 営業利益率6.6%は改善傾向にあるが、業界トップクラスの高収益性には至っておらず、原価管理の課題が残る
- 平均年収622万円のみの提示で、過去トレンドや他社比較が不明確なため、人的資本戦略の透明性が低い
▼ 構造的リスク
- 特定のキャラクター商品や流行に依存するビジネスモデルにより、需要の急激な変動リスクが構造的に存在する
- 販売先上位企業への依存度が高い構造上、主要顧客の契約変更や価格交渉力が収益に直結する脆弱性
- OEM受託と自社ブランドの両輪だが、原材料価格変動リスクを内部で吸収する価格転嫁力の限界が収益性を制約する
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面において、製品価格の適正な転嫁が実現されれば、営業利益率の6%台前半からの脱却が見込まれる
- EC事業の収益性向上と、高付加価値な自社ブランド商品の販売比率拡大が実現されれば、ROEのさらなる向上が可能
- 主要顧客への依存度を分散し、新規顧客開拓が成功すれば、顧客集中リスクによる収益変動幅が縮小する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「為替」「原材料」「生産国の経済情勢」を列挙するのみで、内部の価格転嫁戦略や調達先多角化などの具体的対策への言及が不足している。
言行一致チェック
EC事業の強化と新しい商材の開拓
一致売上高は4年間で141億円から221億円へ増加し、利益率も改善。EC強化の成果は売上成長として現れている。
人的資本の重視
不明平均年収622万円(直近期)のみ記載。過去数値との比較不可だが、業界平均水準との乖離は不明。
真のメーカー化の推進とブランド化
乖離営業利益率6.6%は前年比1.8pt改善と好転しているが、6%台前半にとどまり、高付加価値化の余地が残る。