日本プラスト株式会社(7291)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは9.8%と成長軌道にあるが、直近売上は-2.9%減益。利益は純利益が-36億円から1億円へ急回復したが、営業利益率2.3%は低水準で持続性に疑問が残る。
財務健全性
★★★★★
直近純利益1億円に対し営業CF62億円と乖離(利益の質に懸念)・直近売上高1206億円で前年比-2.9%減益・自己資本比率41.3%は健全だが、利益率の低さが資本効率を圧迫
経営品質
★★★★★
経営陣は成長投資を謳うが、直近の売上減少と低収益率(2.3%)から、投資の成果が即座に収益に反映されていない。外部環境への依存度が高く、内部改革の誠実さが疑われる。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
プラスチック加工技術と安全部品の信頼性は強みだが、自動車業界の価格競争や異業種参入により、技術優位性の維持は容易ではない。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益比が10984%と極めて高く、キャッシュフローの質は高い(利益の回収力は強い)
- 4年間の売上CAGRが+9.8%と中長期的な成長軌道にある
- 自己資本比率41.3%と財務基盤は比較的安定している
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が2.3%と低く、収益体質が脆弱
- 直近売上高が前年比-2.9%減少しており、成長の足踏み状態
- 純利益が過去5期で-80億円から-36億円、1億円と大きく振れており、利益の安定性に欠ける
▼ 構造的リスク
- 自動車メーカーへの部品供給に依存するBtoBモデルであり、メーカーの生産調整や価格交渉に収益が左右されやすい
- プラスチック原料価格の変動リスクを価格転嫁できず、利益率を圧迫する構造
- 自動車業界のEVシフトや安全法規の高度化に伴う技術陳腐化リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を価格転嫁できる契約条件の再構築が実現すれば、利益率の改善が見込まれる
- 新車販売台数の回復と新車種への採用拡大により、売上高が前年比プラス転換すれば成長軌道への復帰が見込まれる
- 投資案件の選定精度を高め、投資CFの拡大が売上・利益の増加に直結する構造へ転換すれば、ROEの改善が見込まれる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「競争激化」「原材料価格」「為替」など外部要因を列挙するのみで、内部の収益構造改善策や具体的なコスト削減方針への言及が薄い。
言行一致チェック
成長投資を通じて財務を強化
乖離投資CFは直近-36億円と1期前-27億円から拡大したが、売上は減少しており投資対効果の明確な成果は未確認
収益体質の強化
乖離営業利益率は2.3%で横ばい、純利益率は0.0%と改善の兆しが見えない
人財強化
不明平均年収541万円(直近)のみで推移不明だが、利益率低下と照らし合わせると人件費負担が収益を圧迫している可能性