内海造船株式会社(7018)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは9.4%だが、直近売上は3.7%減。利益率も6.9%から3.2%へ半減しており、成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率25.6%と財務レバレッジが高い・営業CFが純利益の-528%(-54億円)とキャッシュフローの悪化が顕著・直近の営業利益率が3.2%と収益性の低下が止まらない
経営品質
★★★★★
経営陣の戦略と財務実績に乖離が見られる。外部環境への依存度が高く、内部での収益性改善への実行力が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
多種多様な船舶への対応力と受注一貫体制は強みだが、造船業界全体がコモディティ化しており、価格競争力に依存する構造。
✦ 主要な強み
- 4年間の売上CAGRが9.4%と中長期的な成長軌道は維持されている
- 平均年収587万円と業界平均水準を維持し、人材確保の基盤はある
- 新造船と改修船の両事業で多角的な収益源を有している
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が3.2%と前年比で大幅に低下している
- 営業CFが-54億円と純利益(10億円)と大きく乖離し、キャッシュフローの質が低い
- 自己資本比率25.6%と財務レバレッジが高く、金利上昇リスクに脆弱
▼ 構造的リスク
- 造船業界特有の受注から完工までの長期サイクルにより、原材料価格変動リスクを即座に転嫁できない構造
- グローバルな景気変動や貿易政策の影響を直接受けるため、受注動向が不安定になりやすい
- ゼロエミッション船など新技術への移行コストが、既存設備の陳腐化リスクを高める
↗ 改善条件
- 資機材価格高騰を価格転嫁で吸収し、営業利益率を前年水準(6.9%)以上に回復させること
- 受注残高の消化と完工スピードを上げ、営業CFを黒字化して財務レバレッジを改善すること
- 高付加価値船へのシフトにより、価格競争から脱却し、利益率を安定的に維持すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として資機材価格高騰や米国の通商政策など外部要因を列挙するのみで、内部のコスト構造見直しや価格転嫁の具体策が示されていない。
言行一致チェック
設備投資による業容拡大と財務体質強化
乖離投資CFは-12億円と継続しているが、自己資本比率は25.6%と低水準で改善の兆しが見えない
収益性改善とコストダウン追求
乖離営業利益率が前年比6.9%から3.2%へ急落し、利益率改善は達成されていない