北陸電気工業株式会社(6989)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRが4年で7.1%と堅調に推移し、直近も5.8%増。純利益が過去最低から回復し、利益成長が売上成長を上回る構造(レバレッジ効果)が確認される。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が6.0%と業界平均並みであり、コスト増への転嫁余力に限界がある可能性・純利益が過去5期で最大22億円から最小4億円まで変動しており、収益の安定性に課題
経営品質
★★★★★
成長投資(投資CF)と収益性改善(利益率)のバランスが取れており、計画実行力は中程度。ただし、外部環境要因への依存度が高く、内部課題への言及が不足している。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
MEMS・有機材料技術と実装モジュールの融合によるソリューション提供は強みだが、電子部品業界全体で競争が激化しており、独自技術の維持には継続的なR&D投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が188%と極めて高く、利益のキャッシュコンバージョン能力が優秀
- 自己資本比率が52.6%と財務基盤が厚く、外部依存度が低い
- 売上高が4期連続で増加傾向にあり、市場での地位を維持・拡大している
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が6.0%と低水準であり、原材料高や人件費増への耐性が脆弱
- 純利益が過去5期で最大5.5倍の幅で変動しており、収益の安定性に課題
- 投資CFが直近で-15億円と拡大しており、成長投資の負担が利益を圧迫している
▼ 構造的リスク
- 電子部品業界全体での価格競争激化により、利益率の維持が困難になるリスク
- グローバルサプライチェーンの分断リスクにより、調達コスト増や納期遅延が発生する可能性
- 技術革新のスピードが速く、自社技術が陳腐化した場合の代替製品への乗り換えリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化または高付加価値製品へのシフトにより、利益率の改善が見込まれる
- GX/DX関連市場での受注拡大により、投資CFの回収期間が短縮され、純利益が回復する
- 生産体制の自動化・効率化により、労働人口減少の影響を吸収し、コスト構造が改善される
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
地政学リスクや原材料調達リスクを列挙しているが、具体的な内部コスト削減策やサプライチェーン再構築の具体策への言及が薄い。
言行一致チェック
中期経営計画2027に基づいた成長戦略と新製品創出
一致売上CAGR 7.1%と営業利益率の改善(5.6%→6.0%)により、成長投資と収益性改善の両面で一定の成果が出ている
GX/DX潮流やAI普及への対応
不明純利益が前年比で減少(25億→22億)しているが、これは投資CFの拡大(-7億→-15億)による一時的な圧迫と捉えられる