株式会社芝浦電子(6957)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間でCAGR7.8%と堅調に成長。営業利益率も16.0%と高水準を維持し、利益成長が売上成長に追従する質の高い成長を示している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
成長戦略と投資行動が一致しており、財務数値も裏付けている。しかし、課題認識において外部要因への言及が主であり、内部構造の改善へのコミットメントが数値化されていない点が課題。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
サーミスタ分野での長年の技術蓄積と高品質製品が基盤。ただし、電子部品業界全体で競争が激化しており、独自技術の維持には継続的なR&D投資が不可欠。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率82.9%という極めて高い財務健全性と低レバレッジ体質
- 営業CF/純利益が149%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- 売上高CAGR7.8%と営業利益率16.0%を両立する、質の高い収益成長
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが前年比で61億円から56億円へ減少傾向にあり、キャッシュ創出力の微減
- 投資CFが-34億円と拡大しており、成長投資によるキャッシュアウトが加速
- 売上成長の主力である自動車関連(EV/HV)需要の回復遅れが懸念材料
▼ 構造的リスク
- 自動車産業のEVシフトに伴う温度センサ需要の構造変化への適応リスク
- 電子部品業界全体での価格競争激化による利益率圧迫リスク
- 原材料価格変動と為替変動の二重の外部ショックに対する脆弱性
↗ 改善条件
- 自動車メーカーの生産・出荷状況が回復し、温度センサ需要が本格化すること
- 原材料価格の高止まりが解消し、コスト増を価格転嫁または効率化で吸収できること
- 海外市場での新製品販売が拡大し、国内市場の停滞を補完する成長エンジンとなること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「世界経済の不透明感」「自動車メーカーの生産状況」など外部要因を列挙。内部の対策や具体的な打開策への言及が相対的に薄く、外部環境への依存度が高い印象。
言行一致チェック
新市場開拓・事業多角化・海外販売体制の強化
一致売上高が直近5期で252億円から340億円へ着実に増加。投資CFも直近期に-34億円と拡大し、成長投資を実行している。
収益性改善と高品質製品提供
一致営業利益率が15.8%から16.0%へ改善。純利益率11.0%、ROE10.7%と高い収益性を維持。