株式会社 エノモト(6928)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は 4 年 CAGR 4.0% で緩やかに成長しているが、純利益は過去 5 期で 15 億円から 4 億円へ半減しており、成長の質は低く収益化に課題がある。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が 2.3% と極めて薄く、原価変動に脆弱・純利益が 15 億円から 4 億円へ急減(-73%)
経営品質
★★★★★
経営ビジョンは明確だが、数値上の収益悪化(利益率 2.3%)と投資縮小、低賃金構造から、戦略実行力と課題解決への誠実さに疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
金属と樹脂の複合加工や世界最小クラス部品など独自技術を持つが、BtoB 精密部品業界は参入障壁が比較的低く、技術の模倣や価格競争に晒されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率 66.7% と極めて健全な財務基盤
- 営業 CF/純利益が 163% とキャッシュフローの質が高い
- 金属と樹脂の複合加工など、他社にない独自技術の保有
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率 2.3% の低さによる収益の脆弱性
- 直近 5 期で純利益が 15 億円から 4 億円へ急減
- 平均年収 507 万円による人材確保・定着のリスク
▼ 構造的リスク
- BtoB 精密部品業界特有の価格競争と顧客への価格転嫁難易度
- 熟練技術者の高齢化と後継者不足による生産能力の低下リスク
- 原材料価格変動を内部コストで吸収せざるを得ない構造
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を顧客へ適切に転嫁できる価格交渉力の回復
- 平均年収の引き上げや働き方改革による熟練技術者の確保・定着
- スマートファクトリー化による生産効率向上と製造原価の削減
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「原材料価格」「米国の関税政策」「環境規制」など外部要因を列挙するのみで、内部の原価管理や価格転嫁戦略への言及が欠如している。
言行一致チェック
成長分野への投資と収益力強化
乖離投資 CF は -16 億円と前年比縮小しており、収益力強化の兆しは見られず、純利益は過去 5 期最低水準
人財育成と働き方改革
乖離平均年収 507 万円は業界水準と比較して低く、熟練技術者の確保・定着を阻害する可能性が高い