株式会社アイ・オー・データ機器(6916)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は微増(+0.8%)に留まり、4年CAGRも4.0%と低成長。利益率は低下傾向にあり、有機的な成長力は弱い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益の-122%(-17億円)と著しく悪化し、利益の質が低い・営業利益率が3.8%から2.4%へ低下し、収益性が悪化している
経営品質
★★★★★
財務数値は収益性の低下とキャッシュフローの悪化を示しており、経営陣の戦略と実績に明確な乖離が見られる。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
独自技術と生産・在庫管理の機敏さが強みだが、価格競争が激しい市場環境であり、スイッチングコストは限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率67.9%と財務基盤が極めて堅牢
- 平均年収553万円と業界水準を維持した人材確保
- 直近5期で純利益を継続的に計上し、黒字経営を維持
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益を大きく下回る(-122%)状態が継続しており、利益のキャッシュ化能力が低下
- 営業利益率が前年比で1.4ポイント低下し、価格競争による収益圧迫が顕在化
- 売上成長率が+0.8%と停滞しており、成長エンジンが機能していない
▼ 構造的リスク
- BtoBtoCモデルにおける価格競争の激化により、利益率が構造的に低下するリスク
- 主要顧客(PCメーカー等)の動向に依存する構造であり、顧客集中リスクが高い
- グローバルサプライチェーンにおける部品供給逼迫や価格高騰への脆弱性
↗ 改善条件
- 高付加価値な法人ソリューションや新製品の販売比率を高め、価格競争から脱却することが必要
- 在庫管理の最適化と生産効率の向上により、営業CFを純利益水準まで回復させることが必要
- 原材料価格高騰を吸収できる価格転嫁やコスト構造の抜本的見直しが必要
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「原材料」「外部環境」を列挙する一方で、内部の収益性改善策や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
基幹事業の効率化と収益基盤の安定化
乖離営業利益率が3.8%から2.4%へ低下し、収益基盤は不安定化している
技術革新と新市場開発による事業領域拡大
乖離売上成長率+0.8%、CAGR 4.0%と低成長であり、新市場開拓の成果は限定的