株式会社エスケーエレクトロニクス(6677)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGR9.3%で成長し、直近は13.4%増と加速。純利益も回復傾向にあり、新規事業(RFID等)への投資が成長を牽引している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
売上成長と財務健全性は評価できるが、利益率目標(20%)やROE目標(15%)との乖離が顕著で、収益体質の改善実行力に課題が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
高精細フォトマスク技術とファインテクノロジーを強みとするが、パネルメーカーの設備投資動向に依存する構造上、競合他社の技術追従リスクが存在する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率81.4%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が188%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- 売上高が4年間で約43%(204億→292億)成長し、新規事業が成長を牽引
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率13.2%は目標の20%に対し大幅に届かず、収益性改善の余地が大きい
- ROE8.5%は目標の15%に対し低く、資本効率の向上が急務
- 純利益が34億円から27億円へ減少しており、利益の安定性に波がある
▼ 構造的リスク
- フラットパネルディスプレー用フォトマスク事業が、パネルメーカーの設備投資サイクルに強く依存する構造
- 高精細化技術への対応遅延が即座にシェア喪失や収益悪化に直結する技術競争リスク
- 新規事業(RFID・ヘルスケア)が主力事業の収益性を補完できるか不透明な段階にある
↗ 改善条件
- パネルメーカーの設備投資が回復し、フォトマスク需要が底堅く推移すれば、利益率の改善が見込まれる
- RFID・ヘルスケア分野での新規事業が確固たる収益源となり、主力事業の減速を相殺できれば成長持続性が向上する
- 高付加価値製品の比率を高め、製造コストを抑制できれば、営業利益率20%の目標達成が可能となる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「パネルメーカーの設備投資動向」や「市況変動」を挙げており、内部の収益力向上策の具体性に欠ける側面がある。
言行一致チェック
フラットパネルディスプレー用フォトマスク事業の収益力向上
乖離営業利益率は11.9%から13.2%へ改善したが、目標の20%には依然として7ポイント以上の乖離がある。
新規事業立ち上げによる収益基盤の拡大
一致売上高は204億円から292億円へ拡大しており、新規事業への投資が売上成長に寄与している。
ROE15%以上を目標に掲げる
乖離直近のROEは8.5%であり、目標値の半分程度にとどまっている。