株式会社大泉製作所(6618)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRが-1.0%と4年間で縮小傾向にあり、直近も微増(+0.7%)のみ。利益体質の改善が伴わない停滞した成長。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が前年比5.0%から2.5%へ半減し収益性が急落・自己資本比率36.6%は健全だが、純利益の減少により内部留保の蓄積ペースが低下
経営品質
★★★★★
外部環境悪化を理由に利益率低下を説明する姿勢が見られる。投資CFは増加しているが、利益体質変革という目標に対する数値的裏付けが不足している。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
サーミスタ分野で高い技術力と顧客対応体制を有するが、自動車・空調分野は競合が多く、価格競争に晒されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が117%と高いCF品質を維持し、利益の質は良好
- 自己資本比率36.6%を維持し、財務基盤は比較的安定している
- 自動車・空調・エレメントの3事業で多角的な収益源を有する
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が5.0%から2.5%へ急落し、収益性が脆弱化
- 売上高が4年間で125億円から120億円へ減少傾向(CAGR -1.0%)
- 純利益が6億円から2億円へ3分の1に縮小し、収益規模が急減
▼ 構造的リスク
- BtoB部品メーカーとしての価格転嫁力の限界と、原材料価格高騰への脆弱性
- 自動車産業のEVシフトに伴う既存製品需要の急減リスク
- 競合他社との価格競争激化による利益率の構造的な低下圧力
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰の収束および、製品価格への適切な転嫁が実現すること
- 電動車・ヒートポンプ等新規分野での受注拡大により、既存事業の縮小を相殺すること
- 生産効率化やコスト構造の抜本的見直しにより、営業利益率を5%水準へ回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として原材料高騰、半導体不足、地政学リスクなど外部要因を列挙するのみで、内部の原価管理や価格転嫁の具体策への言及が薄い。
言行一致チェック
事業成長と利益体質変革を目指す
乖離売上は横ばい、営業利益率は前年比半減の2.5%、純利益も前年比50%減の2億円
グローバル生産体制再構築により競争力を高める
不明投資CFは-4億円と前年比拡大(-2億円)しているが、利益率改善という成果は未確認