株式会社宮入バルブ製作所(6495)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR9.9%で成長しているが、直近は利益が赤字に転落。新規事業への投資は進んでいるが、収益化の遅れが成長の質を低下させている。
財務健全性
★★★★★
直近純利益が-1億円の赤字(前年比2億円の黒字から転落)・CF品質が-139%(営業CF1億に対し純利益-1億)・営業利益率が1.2%と前年3.4%から大幅に悪化
経営品質
★★★★★
成長投資は積極的だが、利益率の悪化(1.2%)と赤字化を招いており、コスト管理や収益化のスピードに課題がある。外部要因への言及が多く、内部改善への誠実さが疑われる。
競争優位(モート)
独自技術・規制持続性:中
LPガス容器用弁でトップシェアを維持し、高圧ガス保安法等の規制対応技術を持つ。ただし、LNG・水素分野での新規参入競争激化により優位性の持続は不透明。
✦ 主要な強み
- LPガス容器用弁市場でトップシェアを維持し、安定したキャッシュフロー源を有する
- 売上高が4年間で47億から68億へ拡大し、CAGR9.9%の成長軌道にある
- 自己資本比率44.7%を維持し、財務基盤は比較的健全
⚠ 主要な懸念
- 直近の純利益が-1億円の赤字に転落し、ROEが-1.8%と悪化
- 営業利益率が1.2%と前年比2.2ポイント低下し、収益性が脆弱化
- 投資CFが-6億と急拡大しており、キャッシュフローの圧迫懸念がある
▼ 構造的リスク
- 主力のLPガス関連市場が縮小する中で、新規事業(LNG・水素)が即座に収益を補完できるか不透明
- 原材料(黄銅材等)価格高騰に対し、製品価格への転嫁が追いつかず利益率を圧迫する構造
- BtoB専門かつ特定ガス分野に依存する顧客集中リスク
↗ 改善条件
- LNG・水素用弁等の新規事業が量産体制に入り、売上高に占める高収益製品の比率が向上すること
- 原材料価格高騰に対し、生産効率化と価格転嫁が同時に実現し、営業利益率が3%以上へ回復すること
- 国内LPガス市場の縮小を海外展開で相殺し、売上規模の維持・拡大が継続すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格の高騰」「為替変動」「市場縮小」を列挙しているが、利益率低下の内部要因(製品ミックスの悪化やコスト転嫁の遅れ)への具体的な言及が欠如している。
言行一致チェック
新規製品(LNG・水素用弁等)の開発・販売拡大により収益基盤強化を図る
乖離投資CFが-6億と過去最大規模で拡大しているが、直近の営業利益率は1.2%まで低下し、純利益は赤字に転落している。
生産性向上、原価低減により収益強化を図る
乖離売上高は68億と増加しているが、営業利益は1億と前年(2億)の半減であり、原価低減効果は売上増を相殺できていない。