コンバム株式会社(6265)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間でCAGR-4.0%と縮小傾向にあり、ロボットハンド事業の成長が全体を押し上げるも、主力の真空吸着機器の需要減退が懸念される。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅実だが、成長戦略の実行力が数値に反映されておらず、外部環境への依存度が高い姿勢が伺える。
競争優位(モート)
独自技術/ブランド持続性:中
「コンバム」のブランド力と真空吸着技術の蓄積は強みだが、産業機械業界の汎用機器としての側面が強く、参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率93.9%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が194%と高いキャッシュフロー品質
- 真空吸着機器分野における長年の技術蓄積とブランド力
⚠ 主要な懸念
- 売上高が4年連続で縮小傾向(CAGR -4.0%)
- 営業利益率が16.6%から16.4%へ微減しており収益性圧迫
- 純利益が過去最高(5億円)から半減(2億円)しており収益の不安定化
▼ 構造的リスク
- 産業機械業界の景気変動に売上全体が直結する集中リスク
- 主力製品が真空吸着機器に偏っており、新分野への転換が追いつかない構造
- 生産拠点の集中による自然災害時の操業停止リスク
↗ 改善条件
- ロボットハンド事業が主力の真空吸着機器の減収を明確に上回る成長率を達成すること
- 顧客の設備投資意欲回復に伴い、既存製品の受注が底堅く推移すること
- 新素材開発等の高付加価値製品が収益構造を改善し、利益率を17%以上に引き上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「世界経済の不確実性」「顧客の設備投資動向」を挙げており、内部の製品競争力や事業ポートフォリオの再構築への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
ロボットハンド事業の拡大と収益拡大
乖離売上高は直近2期連続で19億円と横ばい、4年CAGRは-4.0%と縮小しており、新事業の成長が全体をカバーしきれていない。
生産効率改善と人材投資
不明平均年収は457万円と業界平均水準だが、売上減少期における人件費圧縮や生産性向上の明確な数値的裏付け(営業利益率の低下)が見られる。