コンバム株式会社(6265)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
AI事業分析
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
真空吸着機器における長年の技術蓄積とパイオニア地位は強みだが、BtoB部品市場であり参入障壁は中程度。ロボットハンド事業への展開が持続性を左右する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率94.3%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が173%と高いキャッシュフロー品質
- 真空吸着機器分野における長年の技術蓄積と市場地位
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が過去5期で27.2%から14.9%へ急落
- 売上高が4期連続で減少傾向(25億円→20億円)
- 純利益が過去最高(5億円)から直近(2億円)へ半減
▼ 構造的リスク
- 産業機械業界の景気変動に依存する受注構造
- 主要顧客の購買方針変更による業績への直接的な影響
- 生産拠点の集中による自然災害リスクへの脆弱性
↗ 改善条件
- ロボットハンド事業の売上構成比が大幅に拡大し、CAGRをプラスに転じること
- 原材料価格高騰を内部コスト削減や価格転嫁で吸収し、営業利益率を20%台に回復させること
- 主要顧客の購買方針安定化により、受注予測精度が向上し、生産計画が最適化されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「需要予測の困難性」「原材料価格高騰」を挙げているが、利益率の急落(27.2%→14.9%)に対する内部コスト構造や価格設定の改善策への言及が薄い。
言行一致チェック
生産効率改善とロボット導入により利益拡大を図る
乖離直近の営業利益率は14.9%と過去5期で最低水準であり、利益拡大の兆候は見られない
ロボットハンド事業の成長・強化
乖離売上高は直近で微増(+7.1%)だが、CAGRは-5.3%と長期的な縮小傾向にあり、事業拡大のインパクトは限定的
AI分析スコア
成長の質
★★★★★
直近5期CAGRは-5.3%と長期的な縮小傾向にあり、直近の+7.1%成長は回復の兆候ではあるが、過去4期で24億円から20億円へ減少した実績を覆すには至っていない。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が27.2%から14.9%へ急落し収益性の悪化が顕著・純利益が過去最高(5億円)から直近2億円へ半減
経営品質
★★★★★
財務数値と経営方針に乖離が見られる。利益率の悪化に対し、外部要因(原材料等)への言及が目立つ一方、内部改善策の数値的裏付けが不足している。