株式会社オーケーエム(6229)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比10.1%増と好調だが、過去4年間のCAGRは4.5%と緩やか。利益成長は売上を上回るが、規模拡大の質は中程度。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
目標数値と実績に乖離があるが、CF品質(203%)の高さから資金繰りは健全。変革コストを認識しつつも、目標達成への道筋が明確でない点が評価の足かせ。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
水素・アンモニア関連など脱炭素分野の独自技術を持つが、バルブ業界は競合が多く、技術的優位性の持続性は不透明。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が203%と極めて高く、利益の質が非常に高い。
- 自己資本比率78.3%と財務基盤が極めて堅牢。
- 直近1年間の売上高が10.1%増と、成長軌道に乗っている。
⚠ 主要な懸念
- ROEが5.8%と、経営陣が掲げる8〜10%の目標から大きく乖離している。
- 営業利益率が7.5%と、目標の10%に対して依然として低い水準にある。
- 過去4年間の売上CAGRが4.5%と、直近の急成長を除くと成長ペースは緩やか。
▼ 構造的リスク
- 原材料(銅、ステンレス等)価格の変動に収益性が敏感に反応する構造。
- 海外生産拠点および販売地域に依存しており、地政学リスクや関税措置の影響を受けやすい。
- 新基幹システム導入に伴う一時的なコスト増と、その後の収益性回復までのタイムラグ。
↗ 改善条件
- 原材料価格の高騰が沈静化し、コスト増が収益に転嫁される環境が実現すること。
- 新基幹システムの稼働による業務効率化が定着し、コスト構造が改善されること。
- 脱炭素関連製品(水素・アンモニア)の受注が拡大し、高付加価値化が進展すること。
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「新基幹システムの本格稼働に伴う負荷増加」を挙げているが、これは内部プロセスの課題であり、外部要因への転嫁というよりは自社の変革コストを正直に認識している。
言行一致チェック
Create200戦略により、連結売上高132億円、営業利益率10%以上、ROE8〜10%を目指す
乖離直近期売上104億円(目標の79%)、営業利益率7.5%(目標の75%)、ROE5.8%(目標の60%)と、いずれも目標値に届いていない。
収益性向上への転換
乖離営業利益率は7.0%から7.5%へ改善傾向にあるが、10%という目標からは依然として遠い。