株式会社アサンテ(6073)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年間の売上CAGRは0.3%とほぼ横ばいであり、目標の160億円達成には大幅な加速が必要。直近の売上成長率2.4%は目標達成に向けた第一歩だが、持続性は不透明。
財務健全性
★★★★★
自己資本が4期連続で減少傾向(117億円→97億円)・純利益が直近2期で前年比減少(11億円→7億円)
経営品質
★★★★★
目標設定は積極的だが、過去の実績(CAGR 0.3%)との乖離が大きく、実行力の証明が必要。財務健全性は高いが、利益率の改善ペースが課題。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/独自技術持続性:中
JAとの提携による広範な営業網と長年の実績に基づく技術力が強みだが、競合他社の参入や価格競争により優位性が脅かされるリスクがある。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率67.9%と極めて高い財務健全性を維持
- 営業CF/純利益が163%と、利益の質(キャッシュコンバージョン)が極めて高い
- JAとの提携によるBtoC営業網の確立と既存住宅メンテナンス市場での地位
⚠ 主要な懸念
- 直近4期で純利益が11億円から7億円へ減少傾向にある
- 自己資本が117億円から97億円へ4期連続で減少している
- 売上高の4年CAGRが0.3%と、成長の停滞が顕著
▼ 構造的リスク
- 既存住宅市場の縮小・成熟化に伴う需要の頭打ちリスク
- 薬剤・資材価格の高騰を価格転嫁できない場合の収益性悪化リスク
- 少子高齢化による労働力不足が、高付加価値サービス提供のボトルネックとなるリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を価格転嫁し、営業利益率を10%以上に引き上げることが実現すれば、目標利益達成の道筋が見える
- 既存顧客へのクロスセル・アップセルを成功させ、単価向上と売上CAGRを5%以上に引き上げることが実現すれば、成長軌道に乗る
- 人的資本投資による生産性向上が数値化され、売上高対人件費比率が改善すれば、利益率の改善が持続する
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「原材料価格の高騰」や「労働市場の逼迫」を挙げているが、これらへの具体的な価格転嫁戦略や生産性向上の具体的な数値目標が明示されていない。
言行一致チェック
2028年3月期に売上高160億円、営業利益18億円を目標
乖離直近4年間の売上CAGRは0.3%に過ぎず、目標達成には年率約9%の成長が必要。営業利益率も8.7%と目標達成にはさらなる改善が求められる。
生産性の向上、人的資本の開発・活用を重点施策
不明平均年収571万円は業界水準と比較して明確な優位性があるか不明だが、直近の純利益減少と自己資本減少は、人件費増や投資効果の遅れを示唆している可能性がある。