新日本電工株式会社(5563)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは9.7%と成長基盤はあるが、直近売上は横ばい(-0.2%)。利益は増益傾向にあるが、市況に左右されやすい構造。
財務健全性
★★★★★
純利益が直近で前年比-28%(79億→31億)と急減・営業利益率の改善(6.0%→8.8%)はあったが、利益絶対額の低下が懸念
経営品質
★★★★★
財務健全性は高いが、利益の急減と売上停滞に対し、外部要因への言及が多く、内部課題への具体的な対策示唆が不足している。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
焼却灰資源化や合金鉄など多角的な技術ポートフォリオを持つが、市況依存度が高く、単独の強力な参入障壁とは言い難い。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率72.1%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が190%と高いキャッシュフロー品質
- 多様な事業ポートフォリオによるリスク分散
⚠ 主要な懸念
- 直近純利益が前年比で約6割減少(79億→31億)
- 売上高が4年連続で微減または横ばい(直近-0.2%)
- 合金鉄市況への依存度が高く、利益変動幅が大きい
▼ 構造的リスク
- 合金鉄事業における原材料価格変動と市況の二重リスク
- GHG排出規制強化によるコスト増が収益性を直接圧迫する構造
- BtoB素材メーカーとしての価格転嫁力の限界
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面での適正な価格転嫁が実現されれば、利益率の回復が見込まれる
- GX投資や新技術開発が新収益源として定着し、市況依存度を低下させられれば成長が加速する
- 電力事業や資源化事業の収益安定化により、合金鉄事業の減収リスクを相殺できればROE改善が見込まれる
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「原材料」「地政学」「規制」を列挙しており、内部の価格転嫁力やコスト構造改善への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
収益性の向上と安定化
乖離営業利益率は6.0%から8.8%へ改善したが、純利益は79億円から31億円へ大幅に減少
成長戦略の推進
不明投資CFは-48億と前年並みだが、売上は横ばい(-0.2%)で投資対効果が即座に反映されていない