日本金属株式会社(5491)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は横ばい(-0.2%)、営業利益は赤字(-0.4%)と成長停滞。純利益は改善したが、営業利益率の悪化が持続性の懸念。
財務健全性
★★★★★
営業利益が-2億円と赤字転落・自己資本比率39.9%で財務レバレッジは高水準・営業CF/純利益172%だが営業CF自体は12億円と低調
経営品質
★★★★★
技術力への言及はあるが、数値上は営業赤字の継続と売上停滞が見られ、課題解決への実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
圧延・加工技術の極みと高付加価値製品開発力を持つが、原材料価格高騰や価格競争により優位性が脆弱化している。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率39.9%を維持し、財務基盤は比較的安定
- 営業CF/純利益が172%と、利益のキャッシュ化能力は高い
- 4年間の売上CAGRが+6.3%と、中長期的には成長軌道にある
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益が-2億円と赤字に転落し、収益性が脆弱
- 売上高が513億円で前年比-0.2%と成長が止まっている
- 原材料・エネルギー価格高止まりに対する価格転嫁力が不透明
▼ 構造的リスク
- 原材料価格変動リスクを顧客へ完全に転嫁できない価格競争構造
- EV化による自動車用鋼材需要の構造変化への対応遅れ
- 高機能製品への依存度が高く、汎用製品との価格競争で利益を圧迫
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰局面での適正な価格転嫁が実現し、営業利益率が黒字化すること
- EV関連や新素材分野での高付加価値製品販売が拡大し、売上成長率がプラスに転じること
- 環境配慮製品の収益貢献度が向上し、営業利益率の改善が持続すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「世界経済」「原材料価格」「EV化」「中国経済」など外部要因を列挙し、内部の価格転嫁力不足やコスト構造への言及が薄い。
言行一致チェック
NIPPON KINZOKU 2030に基づき事業構造を変革し新技術を主力化
乖離直近5期で売上は401億円から513億円へ成長したが、直近は横ばい。営業利益率は-2.1%から-0.4%へ改善したが依然赤字。
環境配慮製品の拡販により収益を確保
乖離純利益は7億円と回復したが、営業利益率は-0.4%で収益性の根本改善には至っていない。