東京製鐵株式会社(5423)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは23.3%と高いが、直近売上は11.0%減。外部需要減による一時的な縮小であり、有機的な成長持続性は不透明。
財務健全性
★★★★★
直近売上高3268億円で前年比11.0%減・営業利益率9.2%で前年比1.2ポイント低下
経営品質
★★★★★
財務基盤強化を謳うが、直近の営業CF大幅減と売上減少は経営陣の対応力不足を示唆。外部要因への依存度が高い。
競争優位(モート)
独自技術/コスト優位持続性:中
鉄スクラップのリサイクル技術と電炉鋼材の生産能力は強みだが、鉄鋼業界全体がコモディティ化しており、価格競争力に依存する構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率71.7%と極めて高い財務健全性
- 4年間の売上CAGRが23.3%と高い成長軌道(直近の減速を除く)
- 営業CF/純利益比率92%と高い利益のキャッシュ化能力(直近は低下傾向)
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が3268億円で前年比11.0%の大幅減収
- 営業利益率が10.4%から9.2%へ低下し収益性悪化
- 営業CFが前年534億円から196億円へ急減し資金繰り圧迫
▼ 構造的リスク
- 鉄スクラップ価格変動が原価に直結し、価格転嫁が困難な構造
- 海外(特に中国)からの安価な鉄鋼輸入による価格競争の激化
- 国内建設・製造業の景気減速による鋼材需要の構造的な低迷
↗ 改善条件
- 国内鋼材需要が回復し、電炉鋼材の受注が前年水準に戻る
- 鉄スクラップ価格が安定し、原価上昇を価格転嫁できる環境が整う
- 海外からの輸入規制強化や関税政策により、国内メーカーの競争優位が再構築される
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「中国からの輸出」「国内需要回復の遅れ」「原材料価格変動」を列挙し、自社の競争力強化策や内部改善への言及が極めて薄い。
言行一致チェック
キャッシュ・フロー重視の経営で財務基盤を強化
乖離営業CFは196億円で前年534億円の約3割に激減。利益減少に伴いキャッシュ創出力が低下
脱炭素・資源循環への貢献を強化し、電炉鋼材の需要拡大に対応
乖離売上高が11.0%減少しており、需要拡大への対応は現状では困難な状況