TOTO株式会社(5332)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR5.8%で堅調に成長しているが、純利益が直近で急減(372億→122億)しており、成長の質は原材料高等の外部要因に左右されやすい。
財務健全性
★★★★★
直近純利益が前年比67%減の122億円と急減・営業利益率6.7%は改善傾向だが、純利益率1.7%は低水準
経営品質
★★★★★
売上は着実に伸ばしているが、利益率の改善が原材料高等の外部要因に阻害され、純利益が急落した点は経営陣のリスクヘッジ力に疑問を呈する。
競争優位(モート)
複合(ブランド力・技術・ネットワーク)持続性:高
国内シェアNo.1のブランド力と、節水・衛生技術を含む独自技術、そしてグローバルな販売網が複合的に機能し、高い参入障壁を形成している。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率65.2%と極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益比587%と極めて高いキャッシュフローの質
- 4年間の売上CAGRが5.8%と安定した成長軌道
⚠ 主要な懸念
- 直近の純利益が前年比67%減の122億円と急落
- 純利益率1.7%は営業利益率6.7%に対し著しく低い
- 少子高齢化による国内住宅着工戸数減少という構造的な逆風
▼ 構造的リスク
- 国内市場が成熟・縮小する中で、海外依存度が高まることによる為替リスク増大
- 原材料価格高騰時に、BtoBtoCモデルにおいて価格転嫁が完全に行えないリスク
- 住宅ストック化に伴う新築需要減退に対し、リモデル需要が追いつかないリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化、または高価格帯製品へのシフトによる価格転嫁の成功
- 海外市場における為替変動リスクをヘッジする体制強化と現地生産比率の向上
- 国内市場において、リモデル需要を掘り起こすための新サービスモデルの確立
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
リスク要因として「原材料価格高騰」「為替変動」を頻繁に列挙しており、内部の価格転嫁力強化やコスト構造改革への具体的な言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
生産性向上と高付加価値商品開発による収益性改善
乖離営業利益率は6.1%から6.7%へ改善したが、純利益は前年比67%減の122億円と大幅に悪化
グローバル住設事業の軸としての成長
一致売上高は7023億円から7245億円へ+3.2%増と着実に拡大