AGC株式会社(5201)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR10.0%で成長しているが、直近は+2.4%に減速。利益は赤字転落しており、成長の質は不安定。
財務健全性
★★★★★
純利益が-940億円で赤字(前年比658億円の黒字から転落)・CF品質が-303%(営業CF2848億円に対し純利益がマイナス)・ROEが-6.5%と資本効率が悪化
経営品質
★★★★★
外部環境要因への依存度が高く、数値上の成果(赤字・ROE低下)に対して経営陣の責任所在や具体的な解決策が示されていない。
競争優位(モート)
独自技術/複合持続性:中
ガラス・化学品分野で世界有数の技術とポートフォリオを有するが、原材料価格変動や競争激化により優位性が維持されるか不透明。
✦ 主要な強み
- 4年間の売上CAGRが10.0%と中長期的な成長軌道にある
- 自己資本比率が49.7%と財務基盤は比較的堅牢
- 営業CFが2848億円と黒字を維持し、キャッシュフローは健全
⚠ 主要な懸念
- 純利益が-940億円の大幅赤字で、収益性が崩壊している
- CF品質が-303%と、利益の質が極めて低い状態
- ROEが-6.5%と株主資本コストを大きく下回っている
▼ 構造的リスク
- 原材料価格高騰と為替変動が利益率に直結する構造(原材料・為替リスク)
- 景気敏感度高い建築・自動車セグメントへの依存による需要変動リスク
- ライフサイエンス事業など成長分野での販売数量未達という構造的な成長阻害要因
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化と為替変動リスクのヘッジが実現し、原価構造が改善されること
- 欧州・中国市場の景気回復に伴い、ライフサイエンス等の販売数量が目標水準に達すること
- 高付加価値製品へのシフトが成功し、営業利益率が6.4%以上へ回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「欧州・中国の景気低迷」「販売数量未達」を挙げ、原材料や為替リスクを強調するが、内部の収益構造改善策への言及が薄い。
言行一致チェック
コア事業の競争力強化と戦略事業の成長を両立する「両利きの経営」
乖離売上は微増(+2.4%)だが、純利益は-940億円の大幅赤字。ROEも-6.5%と資本コストを割っている。
企業価値の最大化を目指すコーポレート・トランスフォーメーション
乖離営業利益率は6.1%と低下傾向(前年6.4%)、利益率改善の兆しが見られない。