ロックペイント株式会社(4621)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比8.0%増と堅調だが、営業利益率は6.4%から3.2%へ半減しており、原材料高騰によるコスト増を価格転嫁できず、成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
営業利益率の急落(6.4%→3.2%)・営業CFの減少(26億円→16億円)
経営品質
★★★★★
財務基盤は厚い(自己資本比率81.6%)が、利益率の急落に対し外部要因への依存度が高く、内部課題への対応力が問われる状況である。
競争優位(モート)
独自技術・顧客との信頼関係持続性:中
自動車・建築分野での長年の実績と高品質製品による顧客信頼は強固だが、原材料価格変動リスクに脆弱で、価格転嫁能力に限界がある。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率81.6%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が165%と、利益の質が非常に高い(キャッシュコンバージョン効率良好)
- 売上高が4年間で241億円から277億円へ着実に拡大(CAGR 3.5%)
⚠ 主要な懸念
- 原材料価格高騰により営業利益率が前年比3.2ポイント低下(6.4%→3.2%)
- 営業CFが2期連続で減少傾向(36億円→26億円→16億円)
- ROEが2.5%と低水準で、資本効率の改善が急務
▼ 構造的リスク
- 石油化学製品に依存する原材料コスト構造が利益率を直撃する脆弱性
- BtoB(特に自動車)向け販売において、下流産業の生産調整(半導体不足等)の影響を直接受ける構造
- 環境規制強化に伴う製品開発・対応コストの増大リスク
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化、または高コストを顧客へ完全に転嫁できる価格設定権の確立
- 環境配慮型製品等の高付加価値化による、コスト増を吸収できる収益構造への転換
- 海外市場での競争優位確立による、国内市場の低迷を補う成長エンジンの稼働
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
原材料価格高騰、半導体不足、自然災害など外部要因を列挙するのみで、内部のコスト構造改革や価格転嫁戦略の具体策が明記されていない。
言行一致チェック
収益力向上と財務基盤の強化を目指す
乖離直近の営業利益率が前年比50%減の3.2%に低下し、純利益も減少傾向にある
グローバル展開を強化し収益力向上を図る
乖離売上成長率8.0%は達成しているが、利益率の悪化により収益力向上は未達